ランボルギーニ ウラカン STO 知っておきたい5つのファクト

わーい、わーい!アウトモビリ・ランボルギーニから、新しく「5つの知られていない事実」を毎月お届けしてくれる企画が始まった。製作の裏話やインサイトを通して各種モデルやプロジェクトの舞台裏を探り、グローバルエクセレンスを誇る自動車メーカーにとどまらないランボルギーニの少し珍しい、あまり知られていない一面をオーナーやファンの皆様にご紹介する、っていうのが主旨だ。

第1回は、ランボルギーニ ウラカン STO(Super Trofeo Omologata)。レースシリーズ用にランボルギーニ・スクアドラ・コルセが独自に開発したウラカン EVO スーパートロフェオと、デイトナ24時間レース3連覇、セブリング12時間レース2連覇を果たしたウラカン GT3 EVOというランボルギーニのレーシングモデルにインスパイアされた公道仕様のスーパースポーツカーである。

最高出力640hp、最大トルク565Nm/6,500rpmの自然吸気V10エンジンを搭載する後輪駆動のウラカン STOは、0-100km/h加速3.0秒、0-200km/h加速9.0秒という爽快な加速で、最高速度は310km/hに達する。脈打つ鼓動はレーシングカーならではのエモーションを生み出し、優れた空力効率、軽量素材の広範な使用、自在なステアリングと一流のブレーキ性能によって、ロード走行においてもサーキット上を走っているようなエモーションを体感できる。

1.「Made in Lamborghini」のデザインソリューションCofango(コファンゴ)

Cofango(コファンゴ)は、アウトモビリ・ランボルギーニが cofano(ボンネット)とparafango(フェンダー)というイタリア語の2つの単語を合わせた造語で、ボンネット、フェンダー、フロントバンパーが1つのコンポーネントとして一体化されている。ランボルギーニのエンジニアたちによって生み出されたこの革新的なシステムは、ミウラや、より最近ではSesto Elementoで用いられたもので、STOでは全体が超軽量カーボンファイバー製となっている。STOのコファンゴを開くキーも独自のもので、R&Dチームが開発し、革新的な3D印刷技術を使用して製造されている。


2.3秒で完了―ダイナミックなピットストップ

この世に3秒で変えられるものはそう多くはないが、ウラカン STOのセットアップはその一つに数えることができる。セットアップは3つの新しいドライビングモード「STO」(通常走行)、「Trofeo」(レーシングモード)、「Pioggia」(雨天・ウェット)で変更でき、走行環境に合わせたハイパフォーマンスを実現する。それはまるでメカニックチームが一斉に駆けつける、ダイナミックなピットストップじみた体験である。


3.地球を3周したシミュレーターテスト

ウラカン STOのロードテストを開始する前に、ランボルギーニのR&Dチームは地球3周分の距離に相当するシミュレーターテストを行った。最先端シミュレーター技術によって、 STOの開発、認証、試験の各段階であらゆる面での基準適合が確認でき、品質管理、リードタイム、排ガス関連の時間短縮を実現した。

4.STOを構成するコンポーネントの数は2,750

ウラカン STOのフルスケールモデルを作ってみたい方は、かなりの忍耐が必要だ。サンタアガタ発のこの最新モデルを組み立てるには、2,750を超えるコンポーネントを必要とする。

5.25,000行のプログラムコードで実現するコネクテッドテレメトリー

ウラカン STOが導入している先進的なテレメトリーシステムでは、ドライブレコーダー「コネクテッド・クラウド・ランボルギーニ」とランボルギーニ専用UNICAアプリの連携を通して直感的なデータ分析システムと専用ウィジェットが追加された動画を提供、UNICAアプリがまさにトラックエンジニアに変身する。この技術をUNICAアプリで実現するには、25,000行を超えるプログラムコードを要した。

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