ランボルギーニといえば、常にクレイジーなシリーズを出してくるというイメージがあるかもしれない。今回さらに、公道を走れるスーパーカーが一台、そのラインナップに加わった。その名は、ウラカン STO。STOとは、Super Trofeo Omologataの略であり、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのワンメイクレースシリーズを競うウラカン スーパー トロフェオ EVOと、デイトナ24時間レース3連覇、セブリング12時間レースで2連覇のウラカン GT3 EVOのレースの伝統を受け継ぎながら、ロードカーに認定されたスーパースポーツカーだ。
価格は3,750万円で、2021年春以降からデリバリー開始予定である。
最高出力640hp、最大トルク565Nmの自然吸気V10エンジンを搭載する後輪駆動のウラカン STOは、0-100km/h加速3.0秒、0-200km/h加速9.0秒という加速力で最高速310km/hを実現している。また、優れた空力効率、軽量素材の広範な使用、自在なステアリングと優れたブレーキ性能によって、ロード走行においてもサーキットで走行しているようなエモーションを体感できる。
アウトモビリ・ランボルギーニのCEOステファノドメニカリは次のようにコメントした。
「ウラカン STOは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセの伝統を最も純粋に受け継いだモデルで、ウラカン スーパー トロフェオ EVOのテクノロジーが踏襲され、デイトナ24時間レース3連覇という記録を打ち立てたウラカン GT3 EVOの経験が活かされています」
チーフ・テクニカル・オフィサーのマウリツィオ レッジャーニは次のようにコメントした。
「ウラカン STOは絶妙なバランス、軽量、優れた空力性能のスーパースポーツカーの興奮を余すことなく発揮し、スーパートロフェオとまったく同じフィーリングと高揚感を届けます。世界で最も厳しいサーキットにも完璧に対応できるセットアップを備えながら、ロード走行できるように作られています。ウラカン STOにはスーパートロフェオとGT3の両方の経験から得られた幅広い技術と知識をさらに洗練し、盛り込みました。ウラカン STOは、日常的な走りの中でもレースドライバーさながらのエモーションを体感でき、ラップレコードを記録できる実力を持った公道仕様のランボルギーニのスーパースポーツカーです」
その心臓の鼓動からレーシングカーならではの高揚感とエモーションを、動画で体感しよう。
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