ランボルギーニは、プラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載したスーパーSUVの高性能モデル「ウルス SE ペルフォルマンテ」を発表した。システム最高出力801馬力(812CV)、最大トルク1,000Nmを発揮し、0-100km/h加速は3.3秒、最高速度は312km/hに達する。徹底的なカーボンパーツの採用による32kgの軽量化や、空力・サスペンションの刷新など、その過激な中身に迫る。
リアスポイラーよりも優れたものとは何か?言うまでもなく、2つのリアスポイラーだろう!少なくとも、ランボルギーニがこの新しいウルス SE ペルフォルマンテのアイデアを練っていたときには、そう考えていたようだ。
もう一つのアイデアは、この高性能プラグインハイブリッド(PHEV)モデルに801馬力(仏馬力換算では812CV)と1,000Nmのトルクを詰め込み、これまでで最もパワフルなウルスにすることだった。安定の過剰演出として、これまで以上に多くのカーボンファイバーを惜しみなく投入することも決定された。
そのカーボンの大半は、ありがたいことに(あるいは見せびらかすために)剥き出しのままにされている。新しいボンネット、フロントスプリッター、再設計されたエアインテーク、ホイールアーチ、ディフューザー、そして例の2つのスポイラーすべてで、その黒光りする繊維を確認できる。これらすべてが合わさることで、標準のプラグインハイブリッドであるウルス SEと比べて32kgの軽量化に貢献している。とはいえ、車重は依然として2,473kgもあるため、お世辞にも羽毛のように軽いとは言い難いが。
アクラポヴィッチ(スロベニアの高級エキゾーストメーカー)と共同開発した新しいチタン製エキゾーストシステムが、その軽量化のうち10kgを占めており、「より明快でクリアな、力強いエキゾーストノート」が期待できるとのことだ。ふーん、なるほどね。
それでも、0-100km/h加速3.3秒、最高速度312km/hというパフォーマンスにはよくお似合いだろう。これは、4.0リッターV8ツインターボエンジンに電気的なアシストを一切持たなかった先代ウルス ペルフォルマンテとまったく同じ加速タイムだが、最高速度は時速6.4km/h向上している。
ランボルギーニの試算によると、この新型車は旧型のペルフォルマンテよりもダウンフォースが16%向上し(SE比では23%向上)、車高が高くなったにもかかわらず空気抵抗は同等を維持しているという。また、新しいルックスは冷却性能の向上ももたらし、8速オートマチックトランスミッションはレスポンス向上のために「大幅なソフトウェアアップデート」が施されたようだ。さらに、25.9kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載したことで、電気のみで60km以上の走行が可能になっている。
さらに、高速走行時のボディロールを半減させるとランボルギーニが主張する新しいデュアルチャンバー式エアサスペンションシステムも採用され、旧型ペルフォルマンテと同様に、滑りやすい路面で最大限の攻撃を仕掛けるための「ラリー」ドライブモードも用意されている。
インテリアは、物理ボタンのパネル、新しい12.3インチのインフォテインメントスクリーン、そして専用設計のステアリングホイールを備えた、ランボルギーニの航空機からインスピレーションを得たコンセプトに従っている。もちろん、ここにも剥き出しのカーボンがこれでもかと詰め込まれているのだ。
トップギア ジャパン 073:90年代の熱狂が蘇る!フェラーリ F355&初代NSXの究極レストモッド
ランボルギーニが気になった方へ
中古車相場をチェックする在庫車多数ガリバー
![]()
今の愛車の買取価格を調べる カーセンサーで最大30社から一括査定
![]()
新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「2つのリアスポイラーねえ、ワォ。2.5トンもあるSUVにそんなものがどれほど意味を持つっていうんだよ。アメリカ海軍が航空母艦ニミッツ(アメリカの超大型空母)に2つのスポイラーを付けることを検討していないのが不思議なくらいだ。このランボルギーニのハンドリングと同じくらいには効果があるだろうにな」
「BMW M5ツーリング(高性能ステーションワゴン)と同じ重さだな。それはそれで凄いことだけど。まあ、ウルスの購入を考えている金持ちどもにとって、周りから『いいアウディだね、そのパーツはアリエクスプレス(中国の格安ECサイト)で買ったの?』って当然のように皮肉られる前に、もう一つの選択肢が増えたのは良いことなんじゃないか」
「価格に関する記述が一切ないな。自分でアウディをマンソリー(ドイツの高級車カスタムメーカー)に乗っていって改造してもらったほうが安上がりなんじゃないか」
「あくびが出る。ランボルギーニが何か本当に面白い車を作るまでは起こさないでくれ」
↑「こういうモデルを山ほど売ってくれるからこそ、彼らはニッチで面白い車を少量生産できるんだよ」
「セスト・エレメント(2010年に発表された超軽量限定車)のとき、ランボルギーニは『カーボンの王様』という称号にふさわしかった。だけどこれに関しては…カーボンは何の意味も持っていなくて、単なる飾りにすぎない。本当に軽量化された新しいランボルギーニのスポーツカーが見たいよ」
↑「すべてのSUVはオーナーの見栄の飾りみたいなもんだろ」
「グリーンがトレンドのようだな。良いことだ。黒、シルバー、白、グレーの車にはもうずいぶん長いこと飽き飽きしていたからな」
「このモデルももうすぐ9年落ちになるんだから、正直もっと大きなアップデートを期待していたよ。でもまあ、バケツで文字通りすくい上げるほど大量に売れるキャッシュカウ(収益頭)なんだから、わざわざ金のなる木をいじる必要もないんだろうな」



