100年超えのフランスメーカーが王道のフレンチスタイルを生み出した
セントジェームスのボーダー長袖Tシャツを知らぬ人はほぼいないであろう。そのセントジェームスとコラボした特別仕様車が、販売好調のシトロエン C3 (シャイン)をベースに、256万円で発売されることになった。ボディカラーは青✕白のコバルト ブルーと、白✕赤のブラン バンキーズ、ベージュ✕白のサーブルの3色。Cピラー部分に入ったセントジェームスステッカー、ルーフのボーダー(Tシャツと同じ幅!)、ボーダーパイピング入オリジナルフロアマットがポイントとなっている。なお購入者には、セントジェームス✕シトロエンコラボレーションボーダーTシャツがプレゼントされる。
現行C3は2017年にデビューし月販210台となる、シトロエンの屋台骨モデルだ。2014年から2016年までの旧型モデルに比べて、3倍以上の売上で推移しており、その好調ぶりから、これまでも女性誌「エル」とコラボしたモデルが販売されてきた。2018年6月にはC3 カフェ エディション、今年に入ってからは1月にC3 JCC、3月にC3 オリジンズと精力的だ。今回は、特別仕様車第5弾で、カフェ エディションと同様の日本独自企画モデルとなる。セントジェームスは、30年ほど前に日本への輸入をはじめ、以来、フレンチカジュアルとしての地位を築いてきた。1990年代には、アニエス・ベーなどとともに、フレンチカジュアルブームが起こり、ベレー帽とこのボーダーTシャツを着ていたことを懐かしく思う層も多いはずだ。
C3の購入者のうち、9割が、上級グレードのシャインを選ぶということで、ベース車両が選ばれた。5ドアハッチバックという使い勝手の良さ、1.2リッター3気筒ターボとトルコンの6速ATとの組み合わせが、軽やかでスムーズな走りを実現し、その人気を後押ししている。
今回の発表会はシトロエン中央ショールームで行われたが、シトロエニストというカフェが設置され、より気軽にシトロエンショールームを楽しんでもらえるように工夫がなされている。カフェを置くのは、フランスの店に次いで、海外では初の試みになる。ディーラー開発の神保潮氏によれば「機能性が高く効率が良いショールームという部分も踏まえながら、もっとリラックスした気持ちになれる空間を目指したい」とのことだった。店内には大きな顔写真のパネルが置かれた「ラ・メゾン シトロエン」と呼ばれるコンセプトを取り入れ、確かに他のメーカーのディーラーショールームとは一味違った雰囲気。現在48あるシトロエンディーラーのうち、30店舗がこの「ラ・メゾン」にリニューアルしているのだという。夏の雰囲気いっぱいのシトロエンショールームに、足を運んでみたい。
そういえば、話題急上昇中のリラクゼーションメガネ「シートロエン」も、シトロエンディーラーほか、下記オンラインショップでも再発売されているので、そちらもご興味ある方は、ぜひ。自信を持ってかければ、きっと似合うハズ。正直、はじめて見たときは、エイプリルフールかと思ってしまったのだが(失礼!)、めちゃくちゃ売れ行きが良いらしい。スマホを多用する人にはおすすめだ。
シートロエン オンラインショップURL
http://www.citroen-onlineshop.jp/shopdetail/000000000477/
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