伝統のV8エンジン搭載!ロールス・ロイス「コーニッシュ」の究極レストモッドが9,000万円で登場


ロールス・ロイスとベントレーの「LシリーズV8エンジン」にまつわる武勇伝を、わざわざ我々が語って聞かせる必要はないだろう。60年以上にわたって生産され続けたのだから、あなたもすでにご存知のはずだ。

その代わり、あの偉大な「6と4分の3(6.75リッター)」エンジンを当然のごとく搭載した、ロールス ロイス コーニッシュ フィクストヘッドクーペ(クーペモデル)の美しい画像に、ただ見とれてみてはいかがだろうか。

だが、ちょっと待ってほしい。写真の車は、マリナー パーク ウォード(※ロールス ロイスなどの特注ボディを手がけた名門コーチビルダー)がデザインした標準のフィクストヘッドクーペではない。実は「ローズ アンド スクロール」と呼ばれるデザインスタディであり、サリー州に拠点を置く企業、ハルシオン(Halcyon)が手がけるレストモッド(旧車の中身を最新技術でアップデートしたカスタムカー)の第2弾なのだ。

ハルシオンが初めて手がけたコーニッシュ / シルバーシャドウは、実はEV(電気自動車)だったことを覚えているかもしれない。しかし、今回のモデルはフロントに鎮座する巨大な8気筒の塊を称えるためのものらしい。

そのため、真のロールス・ロイス流の表現を借りれば、このエンジンはトルクが向上し、レスポンスも改善され、「必要十分以上のパフォーマンス」を提供すると記載されている。最高出力や0-100km/h加速のタイムに関する無粋な言及はいっさいない。

しかし、新しいブレーキシステムや電子制御ダンパーを備えたアダプティブ サスペンションなど、現代のテクノロジーはふんだんに盛り込まれている。なんと、3種類のドライブモードまで用意されているのだ。もっとも、ハルシオンによれば、その走りは「オリジナルモデルの『魔法の絨毯のような極上の乗り心地』に敬意を払っている」とのことだが。

外観には、継ぎ目のないクロームバンパーや特注のヘッドライト、ユニークなデザインのホイールなど、本格的なレストモッドにふさわしいオプションが用意されている。一方、インテリアでは、この「ローズ アンド スクロール」にはワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応した格納式スクリーンが備わっている。素晴らしい。さらに、特注のハイエンド オーディオシステム、クルーズコントロール、バックカメラ、エアコン、そしてヒーターおよびベンチレーション(シートクーラー)付きの電動調節シートも約束されている。

もちろん、この美しいグリーンとタンの車両が唯一の1台になるわけではない。ハルシオンはこれを「ザ グレート エイト シリーズ」と名付け、合計60台を製造する予定だ。購入を希望する顧客は、リストに名前を載せるために425,000ポンド(9,000万円)をポーンと支払うだけでいい。ああ、それからドナー(ベース車両)となるフィクストヘッドクーペかドロップヘッドクーペ(オープンモデル)を提供するか、その購入費用を別途負担する必要がある。もし4ドアがご希望なら、ロールス ロイス シルバーシャドウやベントレー Tシリーズをベースに選ぶことも可能だ。

製作には1台あたり約12ヶ月を要し、ベアメタル レストア(塗装を完全に剥がして金属の地肌からやり直す修復作業)から始まるプロセスに5,000時間もの手間暇がかけられる。

さて、ここで本当の疑問だ。あなたなら、この6.75リッター V8モデルと、406馬力のモーターを積む800VのEVモデル、どちらを選ぶだろうか?

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