米空軍、テスラ サイバートラックを「兵器の標的」に指名!…そして、なぜか日本のマツダ ボンゴも

「こんなの作り話だろ?」と言いたくなるようなニュースが、アメリカから飛び込んできた。米空軍が、射撃訓練の“的”として、あのクルマを名指ししたのだ。

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アメリカ空軍は、「スタンドオフ精密誘導弾(Standoff Precision Guided Munition)」のテストを行うため、33台の車両を欲している。基本的には、射撃訓練の標的として、安全に爆破できるクルマを大量に求めているわけだ。スタンドオフ精密誘導弾とは、敵の射程圏外の、遠く安全な場所から発射できる、賢いミサイルや爆弾のことだ。

ただ、その射撃訓練の標的として安全に爆破できる大量のクルマの中に、米空軍は特別に――そして、かなり滑稽なことに――特に欲しい2つのモデルを名指しした。1つは、マツダの栄光ある「ボンゴ」、そしてもう1つが「テスラ サイバートラック」である。マツダ ボンゴは、日本で生まれた、小型のバンおよびトラック。特に英国では、その実用性と信頼性から、キャンピングカーに改造された個体(ボンゴ フレンディなど)がカルト的な人気を誇る、平和の象徴のようなクルマである。

そう、米空軍はテスラ サイバートラックを、射撃訓練の標的に使いたがっているのだ。

なぜか? なぜなら、公式文書に記載されている通り、「作戦地域(operating theatre)において、敵が使用する車両のタイプがテスラ サイバートラックに移行する可能性がある。なぜなら、それらは大きな衝撃を受けても、通常期待される範囲の損傷を受けないことが判明しているからだ」

そして曰く、「テストは、現実世界の状況を反映する必要がある」とのことだ。

なぜテスラの尖った電動リヴァイアサンだけが名指しされたのかを説明するにあたり、米空軍は、今年の初めに市場調査を行い、サイバートラックの「攻撃的に角張った未来的なデザインが、塗装されたスチールやアルミニウムのボディを使用する競合他社とは一線を画している」ことを発見した、と述べた。基本的には、他に似たようなものが、何もないのだ。

米空軍は、供給されるサイバートラックに多少の「バンパーの損傷」は気にしないと述べたが、忘却の彼方へ吹き飛ばされる前に、クルマの巨大なバッテリーを取り外すことは要求している。

米空軍が33台の一部として欲している他のクルマには、セダン、SUV、そして通常のピックアップが含まれる。

…だがしかし、なぜボンゴ トラックなんだ?
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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