G-SHOCKのグローバルアンバサダーに就任したHIPHOP/R&BガールズグループXG。会見では、グループが持つ「諦めない心」と「唯一無二の世界観」がG-SHOCKのブランド哲学と深く共鳴することが語られた。メンバーが語る「タフネス」と「挑戦」の裏側、そして両者が共に歩む新たな挑戦に迫る。
クラシックCASIOなら公式CASIOオンラインストア
外車限定の車買取サービス【外車バトン】
Casio G-ShockのXGグローバルアンバサダー就任イベントが開催された。XGについてまだ知らない、という人に向けて、ご紹介しよう。
XGは、JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAの7人からなるHIPHOP/R&Bガールズグループである。2022年3月に1st Single「Tippy Toes」でデビューした。グループ名の「XG」は「Xtraordinary Girls」を意味し、常識にとらわれない音楽とパフォーマンスで世界中の人々をエンパワーすることを理念としている。
全米ビルボードチャート「Hot Trending Songs Powered by Twitter」で日本人アーティスト史上初のウィークリー1位を獲得し、米「Billboard」誌の表紙を日本人ガールズグループとして史上初めて飾るなど、グローバルで数々の快挙を達成している。2024年11月リリースの2nd Mini Album「AWE」は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”に初のランクインを果たした。
2024年からは初のワールドツアー「XG 1st WORLD TOUR “The first HOWL”」を世界35都市で47公演開催し、2025年5月14日に東京ドームでツアーファイナル公演を行った。また、2025年4月にはアメリカ最大級の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」に日本人アーティストとして唯一出演し、Saharaステージのトリを務めて国内外のメディアから高い評価を受けた。個人的には、WOKE UPが至高。興味がある人は最下段の動画をどうそ。
ブランドマーケティング部 松本 祐貴が冒頭の挨拶を述べた。
「G-SHOCKは約40年前の1983年、『落としても壊れない時計』という信念から誕生しました。私たちは、単に時計としての機能や構造だけでなく、『どんな困難の中でも自分を信じて貫き続ける諦めない心』を象徴し続けるブランドでありたいと考えています。
XGをグローバルアンバサダーに迎えたのは、『Extraordinary Girls』という名の通り、彼女たちが常識にとらわれず、常に自分たちの信じる表現で世界に挑み続けているからです。J-PopでもK-Popでもない『X-Pop』という新たな表現を掲げ、グローバルに音楽を発信し続けるその姿勢に、私たちは『強い意思と覚悟』を感じました。
特に、XGのデビューまでの5年間を追ったドキュメンタリー『Extra Extra』は、彼女たちの努力、迷い、葛藤、そして信念と向き合う姿が多くの人々の心を動かしました。XGが苦しさや不安、挫折を経験しながらも前に進み続け、『完璧な存在であることではなく、未完成でもありのままの自分であり続けることに強さがある』と教えてくれたと、私は感じています。
G-SHOCKもまた、幾度もの試作と失敗を経て現在の形にたどり着いたブランドであり、XGの『諦めない心』という根底に強い共鳴を覚えました。今回のコラボレーションを通じて、『挑戦する全ての人々の背中を押す存在』として、G-SHOCKというブランドの新たな一歩を世界に示したいと考えています。
G-SHOCKとXGという異なる分野でありながら、それぞれのスタイルを貫き続けてきた両者が重なり合うことで、これまでにない『強い意思の共鳴』が生まれると信じています」
そして、XGが登場。G-SHOCKに合わせて全員がブラックをテーマにした衣装に身を包み、会場を沸かせた。メンバーが身につけているモデルは下記のとおり。HINATAさん :GMA-P2100M-4A、CHISAさん :GMA-P2100M-7A、JURIAさん :GMA-P2100M-2A、COCONAさん :DW-5600UBB-1、HARVEYさん :GMD-S5600BA-7、JURINさん :GA-2100-1A1、MAYAさん :GMA-P2100-7A
https://gshock.casio.com/jp/contents/ambassador/xg/g-shock-xg-look/
リーダーのJURINは、「普段から愛用していたブランドなので、世界的なブランドからのオファーにXGが成長したことを実感し、とても嬉しかった」と喜びを語った。HARVEYも、「初めて話を聞いた時は驚きと嬉しさで、メンバー全員で悲鳴をあげてしまった」と当時の興奮を振り返った。
CHISAはG-SHOCKについて、「クールでおしゃれなだけでなく、『何があっても壊れない』耐久性や防水性、そしてブランドの『美学』がとても魅力的で、本当に世界的なブランドだと感じています」とその魅力を力説。MAYAは、ライブで白とピンクのG-SHOCKを2つ着用したエピソードを披露し、「色合いがはっきりしていて可愛く、お気に入りの一つです」と明かした。
就任後初の仕事となったキービジュアルも公開された。MAYAは「おしゃれでびっくりした」と感想を述べ、COCONAは「電車のセットが鋭さと冷たさがあり、時計に合っていてかっこいい」と絶賛した。撮影エピソードとして、JURIAは「つり革を持ったり壁に手をついたりして、G-SHOCKのデザインのかっこよさが伝わるように意識してポージングした」と明かした。このキービジュアルは今後、世界20カ国で公開される予定で、日本では渋谷スクランブル交差点沿いのビジョンや井の頭線渋谷駅構内などでも展開されるという。
今回のアンバサダー就任には、G-SHOCKとXGの2つの共通点が大きく関係している。一つは「日本をルーツに持ち、唯一無二の世界観」を持つこと。1970年代の「落としてはいけないデリケートな精密機械」という腕時計の常識を覆し、1983年に耐衝撃腕時計として誕生したG-SHOCK。一方、XGも「Extraordinary Girls」が意味するように、常識にとらわれない規格外のスタイルで世界中の人々をエンパワーする存在だ。双方ともに日本をルーツに持ち、独自の世界観で成長を続けている点が共通している。
もう一つは「挑戦と諦めない姿勢」だ。G-SHOCKが多様な試行錯誤を経て世界的ブランドへと成長した背景には「挑戦と諦めない姿勢」があった。XGのメンバーもまた、5年間に及ぶ練習生期間を通じてグローバルに通用するアーティストを目指し、デビュー後も凄まじい勢いで活動の幅を広げている。これもまた「挑戦と諦めない姿勢」の賜物である。
COCONAは、XGのこれまでの努力がこのような形で注目されたことを「とても嬉しい」と語った。CHISAは特に5年間の練習生生活を振り返り、「『諦めない気持ち』や『どんなことがあっても壊れない』というタフなメンタルで目の前のことに向き合ってきたため、G-SHOCKの美学とリンクしていると感じています」と共感を表明した。MAYAは、デビュー後の様々な環境でのパフォーマンスを通じて「ノーハウ」が増えたと成長を実感。JURIAは、練習生期間もデビュー後も、メンバー一人ひとりの存在が大きな力になったと強調した。HARVEYは、ファンである「ALPHAZ」も夢を共有できる存在であり、「メンバーもALPHAZも自分にとって『家族のような存在』です」と深い絆を語った。
G-SHOCKが「どんな状況でも揺るがない強さ」を届けてきたことから、XGとの「挑戦を共に楽しむパートナー」として「Frozen G」チャレンジが用意された。これは、マイナス温度の冷凍庫で凍らせた氷の中にG-SHOCKを入れ、それが問題なく動いていることを示す企画だ。
メンバーの中から挑戦者に選ばれたのはCHISA。「さすがうちのちいちゃんはマッスルマザー」とJURIAが感心するほどの力強さで氷を割り、見事G-SHOCKを取り出すことに成功。氷の中から取り出されたG-SHOCKは、衝撃を受けても凍っていても問題なく動き続けていることが確認され、その驚異的な耐久性にメンバー一同は驚きと感動を示した。HINATAは、「G-SHOCKのタフさや常識にとらわれない部分がXGに似ている点がたくさんあり、非常に心強いパートナーだと感じています」と語った。
イベントの締めくくりに、COCONAは「G-SHOCKにグローバルアンバサダーとして選ばれたことを嬉しく思います。XGとG-SHOCKの共通点を大切にしつつ、新たな挑戦を続け、唯一無二の世界観を届けていきたいです」と抱負を述べた。JURINは、「G-SHOCKというブランドの強いメッセージ性や製品の素晴らしさを体感でき、アンバサダーを務めることを光栄に感じています。今後もXGとして頑張っていきます」と力強く締めくくった。
最後に質疑応答が行われた。
「タフネス」というキーワードについて尋ねられたJURINは、「メンバー全員がタフですが、特にHINATAがタフです」と即答。その理由として、「何事も無言でやってのける侍のような一面があり、かっこいいと尊敬しています」とHINATAの強靭な精神力を称賛した。
挑戦する際のモチベーションについて、CHISAは「気合い」を第一に挙げた。さらに、「『人生を変えたい』という強い思いや、『アートで誰かの心を動かしたい』という動機を自分の中で明確にすることも大事にしています」と、自身の内なる炎を語った。
これまでのキャリアで最もタフだった挑戦は何かという問いに対し、HINATAは「最近の中で最もタフだったのは、(初めてのワールド)練習期間です」と明かした。初めての経験であり、夢のステージでもあったため、時間がない中でもメンバー全員で準備し、素晴らしいパフォーマンスにつなげられたと説明し、チーム一丸となって困難を乗り越えた経験を強調した。
今日のファッションポイントについて、MAYAは「メンバー全員がオールブラックで揃えた衣装です」と紹介。「その中でG-SHOCKの時計がアクセントとなり、ポイントになっています」と、手元に輝く時計をアピールした。
G-SHOCKの「タフで唯一無二」というコンセプトへの共鳴について、HARVEYは熱く語った。「G-SHOCKのこのコンセプトを聞いた時、『耐久性があり、他にはない自分だけの魅力』を感じました。XGも『唯一無二』を目指してこだわりを持ち、多くのことに挑戦してきたため、よりXGらしいコラボレーションができたと感じています」と述べ、両者の哲学が深く共鳴していることを強調した。
【エレクトリック アワード 2025】ロータス エヴァイヤ/ルノー 4, 5/R32電動化計画:トップギア・ジャパン 067
【tooocycling DVR80】
箱バン.com
XG WOKE UP
WOKE UP REMIXX