マツダが電気自動車EX-6のセダンを発表し、予想通り素晴らしいデザインとなっている。しかし熱狂は控えめに。航続距離600kmのこの魅力的な電気自動車は、中国専用モデルだから。
良いニュースと悪いニュースがある。まず前者から。マツダ 6のサルーンは、上の写真のような見事なEX-6として生き続ける。2024年、完璧なプロポーションの新しいサルーンカーが誕生するのだ。万歳！
残念ながら、私たち全員がEX-6を手に入れるわけではない。というのも、このクルマは北京で開催されたオートチャイナ 2024で発表されたもので、マツダと長安汽車のコラボレーションによるものだからだ。そう、中国市場限定なのだ。残念。
EZ-6は、航続距離600kmのフルEVと、燃料満タン、バッテリー満タンで1,000km以上走行可能なプラグインハイブリッドが用意されるようだ。これ以上の具体的な情報は得られていないが、長安が基盤を供給し、マツダがデザインを担当するという情報がある。
そして、マツダの「鼓動（こどう）」の言語が常にビッグサルーンカーに適していることを改めて証明するような、なんと素晴らしいデザインなのだろう。車内には14.6インチの大型インフォテインメントスクリーンと10.2インチのデジタルダイヤルディスプレイがあり、マツダによれば、車外に立っていても音声コントロールで操作できる「インテリジェントパーキングテクノロジー」を含む多くの技術が搭載されるという。ワイルドだ。
マツダの代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘（もろ まさひろ）は、次のように述べている。「このたび、マツダと長安汽車の力を集結させた新型電動車をお披露目できたことを、大変嬉しく思います。『MAZDA EZ-6』は、マツダの強みと長安汽車の電動技術を融合させた最新の電動車です。今後もマツダは、先進的なクルマを嗜好する中国のお客様のご要望に応えるマツダらしい商品の導入により、中国ビジネスを反転攻勢するべく、長安汽車とともに取り組んで参ります」
そうそう、そういえばマツダはオートチャイナショーで「MAZDA 創 ARATA」（下の写真）も発表していた。現在はコンセプトだが、どうやら現実のクロスオーバーとなり、2025年末までに生産が開始されるようだ。これも中国市場専用。マツダによれば、デザインテーマは「SOULFUL＋FUTURISTIC×MODERN」だという。とても派手っぽいね。
アラタは仕方ないとして、ヨーロッパにはきっと新型マツダ6が存在できるスペースがあるはずだ。
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=海外の反応=
「マツダの新型セダン爆熱じゃん！中国専用とかマジありえん」
「下回り中国製だろうと関係ねぇ！即買いでしょ！」
「マジダサいミニバンばっかじゃねぇかよ！こんなの欲しかったんだよ！」
「MX-30ってやっぱり手抜きEVだったってこと？」
「なんでカッコいいの中国ばっかりなんだよ！英国には醜いSUVやクロスオーバーしか来ない。でも需要があるらしい」
「ロータリー式インフォテイメントコントローラーが無くなったみたいだな。でも他メーカーの車でもあまり見かけない。大抵は使いにくい。発表されていた直6リアドライブセダンが待ち遠しい」
「直6後輪駆動セダンマジで作ってくれ！」
「2017年のビジョンクーペ(セダン)コンセプトを見た後だと、これじゃ物足りない。フロントはマツダらしくカッコいいが、サイドプロフィールは質素なセダン(ハッチバック)みたい。西側で売れるとは思えない。インテリアはなかなかいい」
「ボタンとダイヤルなくすな！テスラ試乗したら操作性最悪で即マツダ3に乗りたくなったわ！」
「俺的にはグラフィックちょっとごちゃごしてるけど、綺麗だよな。クロスオーバーばっかりでセダンは嬉しい」
「マジかよ！こんなの中国限定とか絶対売れるだろ！」
