都知事もまいやんも応援!最高速322km/hがお台場を駆け抜けるフォーミュラ E「Tokyo E-Prix」の日産イベント

フォーミュラEが、お台場の市街地を使って開催される。レースの迫力を体感できるスペシャルイベント、NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUITが実施され、東京都知事や白石麻衣さんも応援にかけつけた。

日産は、2024年3月30日(土)に日本で初開催されるフォーミュラE世界選手権『Tokyo E-Prix』に参戦メーカーとして加わり、国内自動車メーカーとして唯一の挑戦者として臨みる。フォーミュラEは世界各地の市街地に特設されたサーキットで行われる電気自動車(以下EV)のレースシリーズであり、東京の市街地を舞台に迫力満点のレースが繰り広げられる。

レースまで残り9日となる3月21日(木)、本大会をさらに盛り上げるため、レースの迫力を体感できるスペシャルイベント、NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUITが実施された。

小池百合子都知事と日産自動車の副社長、星野朝子がステージに登壇する。小池都知事は次のように述べた。「東京都は、この東京におけるモビリティに注目し、その分野で着実な進展を遂げ、都内での新車販売において2030年までに100%非ガソリン化を目指す目標を掲げています。このような動きの中で、ゼロエミッションビークルの普及を加速させるため、フォーミュラEの東京大会を開催することを決定しました。このサステナブルな次世代都市への進化によって、東京をますますグレードアップさせていく考えです」

さらに、タレントの白石麻衣さんも「NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT」のスペシャルゲストとして応援に駆けつけた。トークセッションが行われるほか、小池都知事や参加者には声の力で電力を生み出し、そのエネルギーを日産フォーミュラEチームへ届ける「VOICE CHARGE」を体験した。VOICE CHARGE は、世界に挑む日産フォーミュラ E チームへ声援を送るプロジェクトだ。声援を電力に換えて、集められた電力はオリバー ローランド選手やサッシャ フェネストラズ選手をはじめとした日産フォーミュラE チームへと届けられる。

音楽と光の演出によるエレクトリックな演出の中で、電気の走りによる加速感を表現した音楽やダンスパフォーマンスとともに、高星明誠ドライバーによるGEN-2のフォーミュラ E マシンがサーキットを周回。パフォーマンスを行ったのは、世界的ヒットとなったBTSのButterの振り付けにも参加した11人組のダンスアーティスト、GANMIと、世界中に管楽器の魅力を伝えるアーティストとして、ブラスサイケデリックを体現する日本の 4 人組管楽器ガールズグループ、MOSだ。

白石さんは、「免許をとって、クルマに乗っておいしいものを食べに行きたいです」と話した。壇上のEV、SAKURAにも興味津々だったようだ。

星野氏からは、次のようなコメントがあった。「これまで、間近でEVのレースカーを見る機会がなかったと思いますが、東京で開催されるフォーミュラEのレースでは、街中を走るレースが実現します。これまでガソリン車のレースは観戦に行かないと見ることが難しかったのですが、今回は東京都内で間近にレースを観戦できることになりました。

電気自動車は環境にも優れていると言われていますが、その走りも楽しいという印象を持っていただけると嬉しいです。皆さんも電気自動車を乗られたことがありますか?一度乗ってみると、その楽しさを理解していただけるはずです。電気自動車の楽しさを体験していただき、その魅力を伝えていただきたいと思います。

フォーミュラEのレースに参戦することで、未体験のワクワク感を味わっていただきたいと考えています。また、フォーミュラ1のデータを市販車にフィードバックするなど、電気自動車の普及に向けて様々な取り組みを行っています。今回もジェネレーション3の車で優勝を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」

日産は、ABB FIA フォーミュラE世界選手権に、日系メーカーとして初めて、シーズン5(2018/19)から参戦している。そして、Gen3マシンが導入されるシーズン9(2022/23)からシーズン12(2025/26)まで、フォーミュラEに継続して参戦し続けることを発表しており、ゼロ・エミッションEVが提供するワクワクする楽しさを世界中の人々に届けたいという。

2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現するため、2030年代早期より主要市場に投入する新型車をすべて電動車両としていくほか、レースカーと市販車より得る知識や技術を相互に活かし、顧客により良いEVを提供することを目指している。

EVの普及促進と技術革新、持続可能な社会の実現に寄与するフォーミュラEの大会意義は、そんな日産が掲げるビジョンと合致している。日本において、EVのパイオニアとして業界を牽引してきた日産の技術と知見を生かせること、また技術革新とEVの普及促進に寄与できる機会をいただけたこと、大変うれしく誇りに思っているそうだ。

最後に、フォーミュラEについて、おさらいしておこう。ABB FIA フォーミュラE世界選手権は、世界各地の市街地に特設されたサーキットやモータースポーツ専用常設サーキットで行われる電気自動車(EV)のレースシリーズだ。2023/24年のシーズン10では、モータースポーツ界で成功を収めてきた世界最大級の自動車メーカーや新興EVメーカーなど11チームが参戦している。各チームは、2台のマシンと2人のドライバーで選手権を戦いる。

シーズン10の第5戦として開催される「Tokyo E-Prix」は、日本初の本格公道レースとして、2024年3月30日(土)に江東区有明の東京ビッグサイト周辺にて開催される。

トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059




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