横浜の赤レンガ倉庫でロールス・ロイスとベントレーの100年の歴史を辿る

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横浜の赤レンガ倉庫でRolls-Royce & Bentley Day 2023が開催され、ロールス・ロイスとベントレーの100年の歴史を辿れるイベントとなった。

秋晴れが気持ちの良い日曜日に、横浜の赤レンガ倉庫でRolls-Royce & Bentley Day 2023が開催された。主催はRolls-Royce and Bentley Owners’ Club of Japanで、戦前から最新まで、合計48台が展示され、訪れた人々の目を楽しませていた。

赤レンガ倉庫および周辺では、他のイベントも開催されており、とにかく人がいっぱい。ロールス・ロイスとベントレーを見に来た人ばかりではなかったと思われるが、そこがかえって良かったかもしれない。会場では、年代順に並べられ、ロールス・ロイスとベントレーの変遷がわかるようになっていたので、クルマに詳しくないという人でも楽しめたようだ。

コーナーは、次のようにわかれていた。1928年から1938年までの、戦前のロールス・ロイス、4 1/2L Bloer(1929)など、1928年から1936年までの戦前のベントレー、シルバーレイス D.H.C(1950)、シルバークラウドⅠ(1956)、シルバークラウドⅡ(1961)など、1950年から1964年までの戦後からクラウドまでのロールス・ロイス。WAKUIミュージアムの職人による指導のもと、サビ取り、板金、ネジやエクステリアのメッキウッドの張替え 塗装と3年をかけて作業したというものもあった。動態保存って、大変よね…。

続いて、1950年から1962年までの戦後からS シリーズまでのベントレー。中でも、R-タイプ La Sartheは、もし戦後のベントレーがル マン24を走っていたらこんな車ではないだろうかということで数台作られたR-type コンチネンタル をオマージュした理想と夢の車ということで、とてもユニーク。1970年から1996年までのシャドウからSZ系のロールス・ロイスでは、コーニッシュ クーペ(1978)が置かれていた。こちらは、1965年からシルバーシャドウクーペとして販売開始、1971年からコーニッシュに変更され、1981年まで生産。国内では珍しい右ハンドルであった。180台が生産されたコンチネンタル(1991)など、1991年から2001年までの TシリーズからSZ系までのベントレーも5台展示されていた。

2001年から2023年までの新世代のロールス・ロイス、シルバークラウド由来の伝統のOHVエンジンを搭載する最後のハンドメイドベントレーとなったミュルザンヌスピード(2017)など、2014年から2021年までの 新世代のベントレー
が続き、新型モデルとして、ロールス・ロイスからブラックバッジ ゴーストと、ベントレーからはコンチネンタル GTC アズールも。

ロールス・ロイスおよびベントレーの100年近い歴史が一度に見られ、旧車、新型モデルともそれぞれの魅力が開花していた、贅沢なイベントとなった。オーナーや見学者の中には、英国紳士らしいファッションで訪れる人も多く、アフタヌーンティーでも楽しみたい気分になった人も多かったと思う。

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