トヨタのベイビー ルナー クルーザーは、オリジナルのFJ40ランドクルーザーにインスパイアされたムーンバギーだ。これはとてもクール。残念なことに、BLCは今のところただのコンセプトだけど。
トヨタの米国デザインスタジオ、カルティ(Calty:そう、この名前は単に「カリフォルニア」と「トヨタ」をかけあわせたもの)は、今年50周年を迎える。 その誕生日プレゼントが、このファンタスティックな「ベイビー ルナ― クルーザー(Baby Lunar Cruiser)」コンセプトだ。こんなん、ノベルティの靴下よりいいに決まってる。
BLCは「地球上、そしてその先の険しい地形を征服するために作られました」とトヨタは言う。もっとも、今のところコンセプトなので、バーチャルな世界での使用に限られるが。
それでも、非常にクールなものであることに違いない。そして、未来的で地球外的なルックスにもかかわらず、オリジナルのFJ40ランドクルーザーの影響がはっきりと見て取れる。やっぱ、かなりス・テ・キ。
カルティは、クラシックな4×4の雰囲気と「惑星間探査車の未来的な能力」を融合させたかったそうで、BLCは、トヨタが日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)のために開発している実在のルナークルーザーからもインスパイアを受けているという。
ベイビー ルナー クルーザーに関する実際のディテールもいくつかある。インホイールの電気モーターで推進し、ドライバーはハンドルではなくデュアルジョイスティックで操縦するとのことだ。また、巨大な拡張現実(AR)ダッシュディスプレイとエアレスタイヤも装備されている。まあ、月でパンクするのは理想的なシチュエーションじゃないからね。
月に行くミッションにこの車が登場するのを見たいだろうか?それとも、トヨタがこの地球に住む私たちのために実物を作ってくれるだろうか?夢は広がるなあ…。
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=海外の反応=
「どうかトヨタさん、このクルマを実現化してください!もし実現したら、最寄りのディーラーに行って買うつもりですから!」
「ナンバープレート用の場所がある。火星での運転が当たり前になるんだろうね」
「これはとても愛らしい!中国のEVと比べても、あまり変に見えないだろう」