Gamescom 2023で注目のゲーム7本 テーマはシューティング、クルマ、ライブアクション

2023年8月23日-28日に、ドイツのケルンにて開催されている欧州最大級のゲームイベントが、gamescom(ゲームズコム) 2023だ。注目ゲームをお伝えしよう。


今年も、Gamescom 2023が開催された。それは2つのことを意味する。ひとつは、グラノーラバーと豚のローストナックル(ビールによく合う、豚の膝の部分をローストした料理)、そして医者が推奨する量をはるかに超えるドイツビールで1週間をしのいだゲーム記者たちでいっぱいのケルンの会議場。二つ目は、エキサイティングな新ゲーム発表の数々。

本当に多すぎて、見きれないくらいの発表があるのだ。本当に注目に値する新作タイトルや今後のアップデート情報を見極めるのは、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのライブで重要な電話を聞き分けるか、リアリティ番組「ラブアイランド」の出場者を見分けようとするようなもの。というわけで、ここではそんな雑音を一掃して、Gamescom 2023で見るべき7つのゲームを紹介しよう。

Alan Wake 2

2023年で最も奇妙なゲームになることが確実視されているRemedy EntertaimentのAlan Wake続編では、忘れっぽい小説家が虚構が現実と化した島から抜け出そうとする姿が描かれ、彼の失踪事件を解明する任務を負うサガ アンダーソンという副主人公が登場する。

Gamescom 2023の初日を締めくくった最新トレイラーを見る限り、このゲームは決して楽なものではないだろう。実写とゲームプレイが奇妙で不穏な方法で融合しているのだから。10月27日からPCと新世代機で発売される本作は、あなたの現実認識そのものに疑問を投げかける。絶対に、間違いなくプレイする価値があるゲーム。

ザ クルー:モーターフェス

「クルー」シリーズのゲームは、「フォルツァ ホライゾン」のような圧倒的なプロダクションバリューを持つゲームには到底及ばない。車種リストの豊富さでも。ハンドリングに関してもそうだ。だが…それでも、本当に素晴らしいゲームではある。約束しよう。

というのも、前作同様、「ザ クルー :モーターフェスト」には固有のバカバカしさが備わっており、サムスティックを数回振るだけで、クルマから飛行機、ボート、バイクへと変身できるからだ。また、これまでの「クルー」同様、「モーターフェスト」もその広大なオープンワールドを細部まで埋め尽くし、魅力的な舗装路が広がっていることに誇りを持っている。今回はアメリカではなくハワイが舞台で、共同プレイが最高に楽しいことは間違いない。

Expeditions: A Mudrunner Game

MudrunnerやSnowrunnerのメーカーが贈るExpeditionsもまた、従来のドライビングゲームとは一線を画すものだ。特に速さよりも厳しいオフロード地形を制覇することに焦点を当てた、伝統的じゃないドライビングゲームなのである。

変形可能な地形に関する素晴らしい技術が披露されているが、本当にエキサイティングなのは、それが何なのかがまったく語られていないこと。ただオープンワールドを横断する壮大な旅なのか?アメリカで最も大胆不敵な運送会社を経営でもしているのか?これをドライビングのDeath Stranding(デス ストランディング*特異なゲームで有名)と呼ぶのは少し早すぎるかもしれないが、この見出しを頭に置いて、2024年に全プラットフォームで発売されたときにどうなっているか見てみよう。

Delta Force: Hawk Ops

Call Of Dutyが登場する前、そしてその後数年間はDelta Forceがあった。映画のようなスペクタクルはあまり重視せず、陸軍の予備役なら一瞬で見分けがつくようなアサルトライフルを持って、ただひたすらホットゾーンに放り込まれる、ミリタリーシューティング界の格安スーパーのようなコスト削減版だった。

さて、素晴らしいニュースだ。14年ぶりに復活し、実際にまともに見える。いろいろ疑問は残るのだが…。前作ではリアルさを重視していたのに、なぜ今回は未来が舞台なのか?テンセントの関与や無料プレイモデルという問題もあるが、現段階では名前だけでも信頼に値する。これはミルシムの王道であり、復活なのだ。発売日は未定だが。

Thank Goodness You’re Here

シューティングゲームや大げさな表現が多いカンファレンスで(詳細は後述)、イギリスの子供向けアニメ「ペニー クレヨン」のインタラクティブな漫画に近いものを見ると、なんと新鮮なことだろう。その名もThank Goodness You're Here(サンク グッドネス ユーアーヒア:あなたがここにいてくれて本当によかった)。

豆とエンドウ豆のハイブリッドや、9歳児のチーズの夢から飛び出してきたテーマ曲など、愛すべきナンセンスの数々をフィーチャーしたこの作品は、大手ゲーム会社が作成しがちなトリプルAのプレゼンという死角を突いており、絶対に見る価値がある。手描きアニメとブリティッシュユーモア好きな人ならね。

ゲーム

Valveが2004年にHalf-Life 2をリリースし、その後19年間、誰もがそれがいかにあり得ないほど素晴らしいものであったかを理解しようと頭を悩ませていたことを覚えているだろうか?なぜなら、Nvidiaが主導するコミュニティプロジェクトが、この血まみれのゲームを実質的にリマスターし、再び人々の度肝を抜こうとしているからだ。まだ発売日は決まっていないけど、覚悟してほしい。

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