世界限定5台のEVハイパーカー、4.8億円のピニンファリーナ バッティスタ エディツィオーネ ニーノ ファリーナが日本でも受注開始

世界限定5台の、4.8億円のピニンファリーナ バッティスタ エディツィオーネ ニーノ ファリーナが日本でも受注開始された。1,900psのEVハイパーカーは日本でも売れるだろうか?

アウトモビリ ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)は、1,900psの100%エレクトリックハイパーカー、バッティスタへの関心をさらに高めようと、バッティスタ エディツィオーネ ニーノ ファリーナ(Battista Edizione Nino Farina)と呼ばれる新しい特別仕様車を発表した。その価格は、現地の税金別で、310万ユーロ(4.8億円)である。

それも、わずか5台しか製造されない少量生産の特別モデルなのだが、ジュゼッペ アントニオ “ニーノ" ファリーナ(創業者バッティスタ "ピニン" ファリーナの甥で、史上初のF1ワールドチャンピオン)を引き合いに出すなら、この台数でも無理はない。1950年、ニーノはファン マヌエル ファンジオ、ルイジ ファジョーリとともに3人のアルファロメオチームを率い、初代F1チャンピオンに輝いた。

これが2023年のEVハイパーカーとどう関係があるのか?まあ、実際には何の関係もないのだが、この希少な市場の末端では、単にゼロからクルマを構成するよりも、ストーリーやちょっとした歴史の断片を買うことを好む顧客もいるということだけは確かだ。

では、その大金を支払ったら、何が手に入るのか?特注のロッソ ニーノ塗装は、「ニーノファリーナがレーシングキャリアを通じてステアリングを握った車両に敬意を表した、「深みのある豊かな赤色」である。ピニンファリーナのシグネチャーであるホワイトとブルー(正確にはビアンコ セストリエーレ(Bianco Sestriere)とアイコニカ ブリュ(Iconica Blu))が内外装のハイライトとして使用され、さらにニーノとピニンのサインがあちこちに施されている。フランクには「01」のデカールがペイントされ、よりアグレッシブなフロントスプリッターとディフューザーを含む標準装備のフュリオサパックの一部であるカーボン製サイドブレードの後ろにすっきりと収められている。また、新デザインのサテンゴールドの10本スポークの鍛造アルミホイールも装備されている。

インテリアはツートーンを基調とし、運転席はブラックレザー、助手席はベージュとブラックのアルカンターラ。シートの背もたれは外装と同じロッソ ニーノで塗装され、ニーノの人生における5つの節目のひとつを記念したアルミニウム製ドアプレートが取り付けられている。

パフォーマンスは標準車と同じで、4基の電気モーターから1,900ps、2,340Nmを発生し、120kWhのT型バッテリーパックがクルマの背骨とシートの後ろに搭載され(WLTP航続距離は476km)、0-100km/hは1.86秒、最高速度は350km/hとなる。プラットフォームとパワートレインをリマック ネヴェーラと共有するバッティスタは、世界最速のクルマのひとつである。

バッティスタ エディツィオーネ ニーノ ファリーナは、2023年7月に開催されたグッドウッド フェスティバル オブ スピードで、元F1ドライバーでヒルクライムレース記録保持者、そしてピニンファリーナの開発ドライバーであるニック ハイドフェルド、通称 "クイック ニック "とともにデビューした。

そして、このバッティスタ エディツィオーネ ニーノ ファリーナだが、SKY GROUPの ハイパーカーブランド「ピニンファリーナ ジャパン (Pininfarina Japan)」でも受注が開始されている。果たして、日本では何台オーダーが入るのだろうか。

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=海外の反応=
「これまで見た中で、最も美しいEVハイパーカー」
「税抜き4.8億円ということは…(ガクブル」

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