米国限定トヨタ GR86 トレノ エディションには、6MTにもドライバー支援機能付き

6MTもある米国限定860台のトレノ

米国限定のスープラのニュースに加え、トヨタは2024年型GR86スポーツカーの限定車も米国で発売する。ツートンカラーのトレノ エディション(Trueno Edition)は、80年代を象徴するAE86カローラ(日本ではカローラスポーツGT-Sやスプリンター トレノとしても知られる)に由来し、新しいパフォーマンスパッケージが標準装備される。

米国市場のみ860台限定で販売されるトレノには、「ハンドリングと乗り心地を最大化し、ブレーキングを最適化する」ためにGazooがチューニングしたパッケージが搭載されるとトヨタは言う。

パフォーマンスパッケージには、ザックス製ダンパーと大型ブレンボ製ブレーキが含まれる。これらはGR86の通常の2.4リッターエンジンのセットアップに加わり、最高出力223bhp、最大トルク250Nmを発揮し、ピークトルクを3,700rpmで発揮するようにチューニングされている。

ドライバー支援機能も充実している。アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線逸脱警報、自動緊急ブレーキを含むトヨタのアクティブ・セーフティ・スイートは、6速オートマチックトランスミッションと、今回初めて6速MT、そう、マニュアルトランスミッションの両方で利用できる。

また、18インチホイールを選択した場合、2022年と2023年のGR86にパフォーマンスパッケージを後付けすることも可能だという。これだけの追加装備にもかかわらず、車重は1,300kgをわずかに下回る軽さだ。実際、前世代の86より3キロ近く軽い。

外観的には、GR86トレノエディションはブラックとレッド、またはブラックとホワイトのツートンカラーで、ブラックのボンネット、ブラックのストライプ、ブラックのスポイラー、ブラックのトリムが特徴だ。

インテリアでは、ソフトなカウフリースエードにレッドレザーのアクセントとレッドステッチが施され、ギアノブやドアマットにはTruenoのロゴがあしらわれている。

Apple CarPlayとAndroid Autoに対応した8インチのディスプレイには、8スピーカーのオーディオ・スイートが加わる。

トヨタは、2024年モデルのGR86を購入すると、トレノであろうとなかろうと、NASAの1年間無料会員になれることを強調している。NASA。残念ながら、みんなが想像する宇宙関連の方でもなく、また、トップギア編集部のオーリー キューがシロンを限界までプッシュさせたNASAではないけどね。

これは全米自動車スポーツ協会(NASA)のことで、GR86の顧客は1回無料で「ハイパフォーマンス・ドライビング・イベント」に参加できる。これはこれで嬉しいけど。

2024 GR86は今年後半に発売される予定で、その時点で詳細と価格が発表されるだろう。

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