ボルボ EX30は物理ボタンがないと聞いてうなだれている人は、Z世代じゃないよね?

若者向けのEX30は'Less is More'を徹底追求

もうすぐ発表されるボルボ EX30電気SUVは、スマートフォンの接続性と賢い収納に重点を置く予定だと、同社が述べている。この車は昨年末に初めて、それから先月に再び望遠鏡的な距離から見たティーザー画像がアップされた。

ボルボはこのクルマでZ世代をターゲットにしているので、若者が好きなものを詰め込んでいるのだということを忘れないでほしい:つまり、環境に優しい素材(古き良き流行のデニムを含む)、音楽とポッドキャストを楽しめるフルワイドのサウンドバー(Harmon Kardonのアップグレードが可能)、そしてすべてをカバーする12.3インチの画面なんていう、昭和世代とは親和性がめちゃ低い要素がいっぱいだ。

ボルボの理論では、すべてを1つのディスプレイに集約することで、キャビンの他の部分を「落ち着いた」雰囲気にし、何十個もの煩わしいサブメニューによって利便性が損なわれることはないと主張している。

「EX30では、文脈を重視したインターフェースという戦略を続けています」と、UX責任者のトム ストヴィチェクは説明する。「1つの画面では、速度や充電量などの主要な走行情報を上部に配置し、ナビゲーション、メディア、コントロールはその下に表示され、簡単にアクセスできるのです。また、いつでもあなたのニーズに最も関連性の高い機能を提供するコンテクスチュアルバーも搭載しています」私たちも、希望を持って生きてていいのかな?

一方、ボルボはグローブボックスをダッシュボードの中央に配置し、運転席と助手席の両方からアクセスできるようにした。カップホルダーは、ラテや携帯電話を置くことができ、大きなものを置くために後ろにずらすこともできる(上図を参照)。

これは、ワイヤレスのApple CarPlayを搭載した最初のボルボであり、インフォテインメントはGoogleベースであるため、Good Mapsナビゲーション、Google アシスタント、Google プレイにアクセスすることができると同社は述べている。5Gも「利用可能な場所」では動作する。

背面には、フロントシートにスマートフォン専用のポケットが縫い付けられ、センターコンソールからは収納ボックスがスライドして出てくる。助手席の皆さん、足が邪魔にならないように気をつけてね。

「ボルボEX30は、スカンジナビアンデザインの優れた要素をすべて兼ね備えています」と、インテリアデザイン担当のリサ リーブスは言っている。「スマートな機能性と優れたユーザーエクスペリエンスは、ボルボの真のクリエイションの特徴です。これらの要素が相まって、ボルボのエッセンスを小さなパッケージに凝縮しているのです」

EX30は来週6月7日に全貌が明らかになり、同日より予約受付が開始される。若者たちよ、カウントダウンしているかな?

=海外の反応=
「私はZ世代だけど、こんなのいらないよ。どれもこれも。サウンドバーを除いては。これだけは欲しいけど」
「販売台数とリセールバリューを興味深く見守りたいと思う。ボルボは、群れを追って同じUXの行き止まりに行きたいようだ。だとしたら、良い厄介払いになるだろう」
「心配は無用だ。きっと誰かが、少額の月額利用料で、所有することなく持てる方法を考えてくれるはずだから」

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