2009年の映画『ワイルド・スピードMAX』で使われたベイサイドブルーのR34スカイラインがオークションに


ブライアン オコナーのR34スカイラインGT-Rの実車が販売

90年代の子供たちにとって、これほどエキサイティングなムービーカーはないだろう。そう、これはブライアン オコナーのR34日産スカイラインGT-Rで、2009年の『ワイルド・スピードMAX』(ますます奇抜になったストリートレースのフランチャイズ映画の4作目)に登場する実物だ。そして、それが売りに出されているというわけ。

オークション会社のボナムズ(Bonhams)は、4月28日に始まる「専用スタンドアローンオンラインオークション」でこのベイサイドブルーの日産 R34スカイラインを出品する。

このR34は、2000年代にエンジンなしでアメリカに運ばれ、その後、Kaizo Industiesによって2.6リッター、ツインターボのRB26ができ上がったと聞いている。KaizoはGT-Rを何台も輸入し、米国運輸省の定める要件を満たすように改造し、キットカーとして米国で登録していた。

もちろん、映画ではスタントなどのために各スターカーが複数台必要になるのが普通だが、ボナムズによれば、この『ワイルド・スピード』の撮影に使われた本物のR34 GT-Rは、この1台だけだという。残りの1台は後輪駆動のノンターボスカイラインGT-Tで、GT-Rのように見えるようにボディキットでドレスアップされたものだし、1台が爆破されて完全に破壊されたことを考えると幸運なことだ。

このクルマは、Turboneticsインタークーラー、Nismoロワースプリング、Volk Racingホイール、カスタムロールケージ、ブレーキ、Nismo Version IIバンパー、Nismo NE-1エキゾーストなど、故ポール ウォーカーの厳しい基準でKaizoが改造したものだ。撮影当時は550bhpを発揮していたようだが、しばらくミュンヘンで静態保存されていたため、再修理が必要かもしれない。果たして新しいオーナーは、800bhpを超えるパワーが欲しいのだろうか。

室内にも、さらなる改良が施されている。アルカンターラ、モモのステアリングホイール、ニスモのペダル、ダッシュボードに取り付けられたカスタムモニター、新しいメーター、ソニーのヘッドユニット、撮影時のウォーカーのドライビングポジションに固定されたままのOMPレーシングシートが装備されている。

皆さん、いくらで売れると思う?









=海外の反応=
「この古い日産が私の家より高く売れるのを見てるとね…」
「参加する人と、彼らがどれだけそれを望んでいるかによるな。有り余るお金を持つ億万長者には投資先を探しているようではあるが、そうは言っても限界はあるのだろう」

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