ランボルギーニ史上最後のV12、800psのインヴェンシブルとオーセンティカ



ランボルギーニは、昨年9月に正式に生産を終了した6.5リッターV12エンジンに、再びアンコールに応えてくれた。ランボルギーニ インヴェンシブルとオーセンティカの2台のワンオフハイパーカーは、自動車界で最も騒々しい劇の、まさに最後の幕引きを告げるものだ。

いや、本当に、これが最後なんだ。アヴェンタドールの後継モデルであるハイブリッド量産ハイパーカーが登場するわずか数週間前に、ランボはあの有名な12気筒エンジンとランボルギーニらしいカスタマイズを施した最後の2台のカスタマーカーを公開したのだ。インヴェンシブルは赤いクーペ、オーセンティカはグレーのロードスターである。

ランボルギーニのCEO、ステファン ヴィンケルマンは「『コル・タウリ』戦略の中核をなすハイブリッド化の新時代を迎えようとしている今、これは自然吸気V12エンジンを祝うランボルギーニ流の方法であり、私たちの優れた個性化のコンセプトを完全に表現する2台のワンオフカーです」と語っている。

どちらもアヴェンタドールのカーボンファイバー製モノコックをベースにしており、フルカーボンファイバーのボディに、素晴らしいセスト エレメント(999kgの軽量コンセプト)、レヴェントン(もちろん、戦闘機をモチーフにしている)、ヴェネーノから取り入れたスタイリングエレメントが特徴となっている。後者のコンセプトについては、おそらく皆さんもご意見をお持ちのことだろう。

セストのインテーク、トリプルエキゾースト、エンジンカバーなど、その奇抜なボディワークと、ライトアセンブリに組み込まれたランボの六角形のモチーフに、これらの要素が反映されているのがわかるだろう。

両車のインテリアは「クリーンなラインが支配する」という法則に従ったもので、3Dプリントされたエアベント、コンソール上のゼロメーター、カーボンファイバー製のフレームが特徴だ。

そしてもちろん、その内部には、この試みのすべてのポイントが隠されている。「インヴェンシブルとオーセンティカは、ハイブリッド時代に移行する前に、ランボルギーニが生産した12気筒6.5リッターエンジンをリアに縦置きした最後のクルマになります」800psと720Nmを発揮するクルマで、アンコールに応えてくれたのだ。

さらば、ランボルギーニのV12よ!







=海外の反応=
「パーツ寄せ集めスペシャルじゃん。2011年発売のLP700-4より、デザインは劣る」
↑「ローンチ仕様のアヴェンタドールは、まったくもって完璧だ。完璧なバランス。あの車をどうやって超えるつもりなんだろう?2010年代はカーデザインの黄金時代だったと思う。1960年代と同じように」
↑「同意だ。個人的には、LP640が現代のランボデザインのピークだと思う」
↑「私も同意見だ。991世代の911、アヴェンタドール、SLS、458、MP4-12Cなど、どれも驚くほど優雅で、現代のものよりもずっと良く見えると思うよ」
↑「フェラーリ 296、マセラティ MC20、マクラーレン アルトゥーラ、ロータス エミーラ、アルピーヌ A110、ケーニグセグ CC850S、ゴードン マレーの全車など…。トレンドは、60年代の滑らかでセクシーなラインに回帰している。ゴードン マレーが「A return to form」と表現したように、今日のトップカーは魅力に溢れている」
↑「これからはハイブリッドシステムのために、新型は長くする必要があるので、無理だろう」

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