クルマが売れりゃ、ミツバチも増産 ベントレーの「フライングBee」が大活躍


クルマが売れりゃ、ミツバチも増産。人生って、そんなもの。今年のベントレーの好調な売り上げと並んで、ベントレーの特別な「フライング・ビー(空飛ぶミツバチ/もちろん、ベントレーのマスコット、フライングBにかけている)」もまた、非常に実り多いシーズンを送った。人間の同僚たちの生産性を見習って、ミツバチたちはベントレーの蜂蜜生産用のエクセレンスセンターで、おそらく過去最高の1,000瓶もの蜂蜜を生産した。

ベントレーの持続可能性に関する「#GOTOZERO」戦略の一環として、2019年5月に英国生まれの12万匹のミツバチたちが本社の敷地内に住み始めたが、現在、なんと60万匹もの群れに成長し、巣箱も10個になった。これは、広大な敷地の周辺の生物多様性を促進するために、ベントレーが行っている数多くの取り組みのほんの一つの例だ。

ベントレーの養蜂家である「バックリー・ビー」と協力し、ミツバチたちはかつてないほど多くのハチミツを生産し、新記録を打ち立てた。蜂蜜生産用のエクセレンスセンターでは、貴重な黄金色の液体で溢れかえった巣枠を回転させて最後の一滴まで抽出し、蜂蜜を丁寧にろ過する。

その後、瓶詰めと包装の工程は、ベントレーブランドに期待されるのと同様、細部にまで細心の注意を払い、卓越した方法で行われる。この特別な工夫により、エレガントな瓶に入った蜂蜜は、ベントレーの従業員たちにシェアされるだけでなく、クルーの本社を訪れるVIPやゲストへのユニークな贈り物としても利用される予定だ。

蜂蜜生産用のエクセレンスセンターは、工場の持続可能性を向上させるために行っている多くの取り組みのほんの一例だ。他にも、鳥やハリネズミのために手作りの巣箱が敷地内の様々な場所に設置され、100本の木が植えられており、「種まき」活動では、敷地内の植物や動物を増やすために5000個以上の水仙の球根を敷地内に植え、地元の環境に素晴らしい恩恵をもたらしてくる。

ベントレーの製造担当取締役であるピーター・ボッシは次のようにコメントしている。
「この素晴らしい働き手は、地域の生物多様性に貢献しているだけではありません。私の考えでは、彼らは世界でも最高レベルの品質のハチミツを生産しており、彼らは私たちの車両仕上げ用のエクセレンスセンターにいる同僚たちからインスピレーションを受けているのです。

「来年、私たちはクルー工場がカーボンニュートラルとなってから5周年を迎えますが、この成功の一翼を担っているのが生物多様性です。この成功を祝う一方で、私たちは現状に甘んじることなく、環境への影響をさらに改善するために常に新しい取り組みを行い、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーになるという私たちの志しを工場にも事業活動全体にも反映しています」



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