シトロエンの新しいロゴをどう思う?1919年オリジナルのオーバル型バッジに回帰系



シトロエンは、1919年に初めて手がけたオーバル型の取り組みからインスピレーションを得て、ロゴを一新した。

この新しいロゴは、アンドレ シトロエンの最初の会社、シェブロン形状のヘリンボーンギアシステムを製造する金属加工会社の成功からインスピレーションを得たもので、おなじみの2つのシェブロンが描かれている。こういう豆知識って、大事。

シトロエンによれば、この新しいブランドは9月末に新しいコンセプトカーでデビューし、2023年半ばから全車種に展開される予定だという。

「デジタル環境」での見栄えをよくするためにシンプルになっているが、商品、シトロエンのすべての文書、ディーラー、社屋の看板などにも使われる予定だそう。また、「Nothing Moves Us Like Citroën」という新しいキャッチフレーズも登場する。

新しいブランドアイデンティティでは、2つの新しいボディカラーも採用される予定だ。「モンテカルロブルー」は、シトロエンが2CVやDSで使用していた伝統的な色からインスピレーションを得たもので、「インフラレッド」は、「よりエネルギッシュで個性的」な色になるそうだ。

シトロエンのボス、ヴァンサン コベは「103年の輝かしい歴史の中で、おそらく最もエキサイティングな章に乗り出すにあたり、シトロエンはモダンで現代的な新しい外観を採用する時期に来ている」と述べた。

「私たちの新しいアイデンティティは、伝統的な業界のルールに挑戦する大胆で前向きなクルマでお客様を物理的に動かし、特に電気自動車への移行など、お客様のあらゆる体験がより手頃で快適、そしてどんな要望にも応えられるようにすることで感情を動かす、進歩のエレガントなシンボルです」

感想は以下のコメント欄で。

=海外の反応=
「実は私は、鋭角的なオリジナルから、現在のソフトで立体的なデザインへと進化したロゴのファンだったのだ。特に、現行モデルの背面にあるシルバーのアウトラインを持つブラックのバージョンが好き。だから、この新しいロゴにはかなり驚かされた。プジョーの新しいライオンバッジの方がずっと印象的だったが、新車の文脈で見ると、シトロエンの新しい取り組みも好きになれるかもしれないね」
「このデザインは、現在のシンプルなデザインのトレンドにとてもマッチしていると思う」
「1920年代に設計されたようだね。あ、待てよ、最初からそうだった」
「シトロエンのシェブロン型ギアは興味深い事実です。ストレートカットやスパーギアは最も効率的だが、ヘリカルギア(歯が斜めになっているもの)は走行音が静かだ。欠点は、シャフトに横方向の負荷がかかり、それをベアリングで抵抗しなければならないこと。シトロエンは、2つのヘリカルギア(歯の角度が反対)を横に並べて固定し、シェブロン型の歯形を作ることで、横方向の荷重を避けるというアイデアで特許を取得した。賢いね」
「キャッチフレーズは翻訳なんでしょうかね。英語を母国語とする広告担当者が、あんなつまらないものを思いつくわけがない」
「新旧ロゴいいですねー。オリジナルから離れすぎた今のソフトな感じはすごく嫌いだったんだ」
「品質や信頼性については言及なし、と…」
↑「デザインも酷いし…」
↑「リブランディングの記事において、「信頼性の低いフランス車」の話題で盛り上がってるっていう」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2022/09/54188/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 064

アーカイブ