シボレー・レーシングは積極的なレース活動を展開している。シボレーは、NASCAR、INDYCAR、NHRA、IMSA、そしてベスト・イン・ザ・デザート(BITD)に参戦している唯一のメーカーだ。そして、多くのシボレー・ドライバーがそれぞれのシリーズでランキングをリードしている。
日本国内でも、富士スピードウェイで9月9日(金)-11日(日)に開催される「FIA 世界耐久選手権(WEC) 富士6時間耐久レース」の4つのカテゴリーのうち、「LMEGTE PRO」レースに「シボレー コルベットC8.R」が参戦する。
シボレー・レーシングの現在の戦績は次の通りだ。
● NASCARカップ・シリーズのレギュラーシーズンチャンピオンのチェイス・エリオットは、No.9ヘンドリック・モータースポーツ/カマロZL1のドライバーとして、2022年のカップ・シリーズのプレーオフに出場するチーム・シボレーのドライバー8人のうちの一人。エリオットは2020年のカップ・シリーズ王者でもあり、今シーズン4勝を挙げて首位に立っている。第4シードのカイル・ラーソン(No.5ヘンドリック・モータースポーツ/カマロZL1)は、2021年のチャンピオンだ。
● NASCARエクスフィニティ・シリーズでは、AJ・アルメンディンガー(No.16カウリグ・レーシング/カマロSS)が現在ランキングトップ。
● インディカー・ランキングでは2014年チャンピオンのウィル・パワー(No.12チーム・ペンスキー/シボレー)があと2戦を残して現在首位。2回の王者に輝くジョセフ・ニューガーデン(No.2チーム・ペンスキー/シボレー)が3ポイント差で2位につけている。
● ドラッグレースの最高峰、NHRAファニーカーの首位は3連覇中のロバート・ハイト(カマロSS)。トップフューエルではチャンピオンに輝いたことのあるブリタニー・フォース(シボレー)、プロストックは4回チャンピオンシップを制したエリカ・エンダース(カマロSS)がランキングトップ。
● IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のミシュラン耐久カップで、アントニオ・ガルシアとジョーダン・テイラー(No.3コルベットC8.R)がランキング1位。
シボレーは現在、NASCARカップ、NASCARエクスフィニティ、インディカー、NHRA、IMSAミシュラン耐久カップのマニュファクチャラーズ・ランキングでも首位を占めている。
シボレーのパフォーマンスおよびモータースポーツ担当バイス・プレジデントのジム・キャンベルは、「最終戦に向けて、シボレーのドライバー全員がそれぞれのシリーズでポイントをリードしているのは、とてもエキサイティングなことです」と述べている。
またキャンベルは「今シーズン、この時点で貴重なマニュファクチャラー・ポイントを獲得したドライバーとチームのハードワークに感謝している。私たちは、重要なシーズン終盤に備えて、ドライバーやチームと引き続き協力していきます」と付け加えた。
シボレーは、NASCARカップ・シリーズでは40回のマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ、エクスフィニティ・シリーズで22回のマニュファクチャラーズ・タイトルに輝いており、それぞれ他のOEMをリードしている。またシボレーは2012年にインディカーに復帰して以来、マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップを6回、NHRAマニュファクチャラーズカップで全マニュファクチャラー中トップの26回、タイトルを制覇している。
今年、シボレーはこれまでに84勝を挙げている。2021年は95勝し、5つのドライバー・チャンピオンシップ、4つのマニュファクチャラー・チャンピオンシップ、2つのチーム・チャンピオンシップを獲得した。
明日からのFIA 世界耐久選手権 富士6時間耐久レースが楽しみだ。
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