以前、ニュースで紹介した、アルピーヌの創始者、ジャン レデレの生誕100年を記念して、アルピーヌはこの最新の特別仕様車を世に送り出した。その名も「アルピーヌ A110 GT J.レデレ(Rédélé)」。なんと、日本にも導入が決定した。時期については、後日発表される。
300psのアルピーヌ A110 GT ジャン・レデレがモンテベローグレーをまとい、特別仕様車で登場
1.8リッター4気筒ターボ、300ps、0-100km/h4.4秒のミドルレンジ、A110 GTをベースに、レデレが特に好んだという「モンテベローグレー」のペイントが施されている。ハイグロスブラックのルーフ、18インチの「グランプリ」アロイ、シルバーのキャリパーが特徴的だ。
アルピーヌの創業者 ジャン・レデレは、1922 年 5 月 17 日にディエップで生まれた。優秀な 成績でビジネススクールを卒業したレデレは、当時フランスで最年少となる 24 歳で父親が経営していたルノー ディーラーを引き継ぐ。その後、ルノー車でレースに出場するようになった レデレは、さらなるスピードを求めルノー車を改造し、軽量でパワフルな車を独自に作り始める。 これがアルピーヌの始まりとなった。
アルピーヌ A110 GT ジャン・レデレに採用された、光沢のあるブラックルーフとモンテベローグレー(グリ モンテベロ)の伝統的なボディカラーの組み合わせは、ジャン・レデレの好みであっただけでなく、1963 年 1 月に発売された、グランドツーリングの精神を宿した最初のアルピーヌと同じボディカラーでもある。アルピーヌ A110 GT ジャン・レデレは、創業者の優雅な雰囲気と細部へのこだわりが感じられるとともに、アルピーヌの DNA である軽さと敏捷性を合わせ持っている。
最初のアルピーヌ A110 と同様、この特別な限定モデルは、ディエップのジャン・ レデレ工場で設計され、組立てられている。
=海外の反応=
「とてもエレガントだ。でも、ザガートがこのシャーシで何台か設計し、製造するのを見たいものだ」
「TGがA110を愛し、優れたドライビングの美徳を賞賛していることは知っている。でも…個人的には、見た目はちょっと…。この巨大なホイールのせいで、以前よりさらにダサく見える(特に写真3)フロントは、私の中では調和がとれていない。昔のラリーカーを参考にしたのは分かるが、私にはしっくりこない」
「いい感じだ。ただ、イギリスの中古車サイトを見てみたら、A110は970-1,130万円もすることがわかって、ショック」
↑「この車、2017年から年々高くなってるし、この限定版ももっと高くなるんだろうなぁ…。アルピーヌのような楽しくて小さなクルマは、セオリーとしては、マス向けじゃなくて、小さいパイの人に届けばいいもんね。1997年になくなった父を思い出す。- ルノー・スポール・スパイダーは、私が運転免許を取る前に売られてしまったが、父が運転し、小さな子供だった私が助手席に乗ったとき、その車はとても楽しいおもちゃだったよ」