マンソリーがフェラーリSF90をベースにしたモデルを公開した。上の画像の内容から想像していただければ、だいたいわかると思う。
それにしても、このドイツのチューナーの努力はたいしたものだ。巨大なグラフィックから察するに、F9XXと呼ばれるもので、フェラーリのXXプログラムを凌駕しようとするのが、マンソリーらしい。マンソリーは「コンプリートコンバージョン」と表現しているが、気の毒なのはSF90のほうだ。
もちろん、パワーもアップしている。3基の電気モーターはそのままに、マンソリーは4.0リッターツインターボV8に手を加え、合計出力は1,085bhpとなった。
0-100km/hは2.4秒、F9XXの最高速度は356km/hとなる。
新しいエグゾーストシステムが搭載され、パフォーマンスの向上が叫ばれているが、リアエンドの中央にある4つの巨大な排気口のおかげで、もうお気づきだろう。そう、ホイールも新しくなっているのだ。
その他のほとんどは、マーブル模様の鍛造カーボンファイバーで作られている。マンソリーはこの追加パーツについて、「光学的な魅力 - 迷いや妥協のない、クリアなもの」と表現している。もちろんだ。
新しいスポイラー、ウィング、ベントがいたるところにあり、ダウンフォースの増大と冷却性能の向上を実現しているようだ。マンソリーによれば、F9XXキットはクーペとSF90スパイダーで利用できるが、ルーフレスバージョンにするとルーフスクープが使えなくなるという。残念。
そして、そのインテリア。ありとあらゆる面がレザーでコーティングされ、それが不可能な部分はカーボンファイバーで代用されているそうだ。
どうです、みなさん?
=海外の反応=
「目が痛くなる」
「これは、彼らが作ったフォード GTと同じくらい悪いヤツだ」
「たとえ間違った意見でも、みんな自分の意見を持つ権利がある。私はSF90のオーナーじゃないし、ファンでもない。けど、マンソリー、295に手を出さないでください」
「まあ、これらのエアロがすべて機能的であることを望むけど。確かにフェラーリのSF90よりもずっと目的意識が高そうだ。そして、同様に良い」
「ジュネーブモーターショーでは、マンソリーのブースは必ずと言っていいほど訪れる場所だった。いつも驚かされてたんだ。今回も悪くなかった」
「Man,Sorry(申し訳ない)」
「うーん、フェラーリがこの件を一番喜ぶとは思えない。フェラーリに負けたからというわけではなく、F9XXという名称を使ったから」