70/SSが、1,500hpを超えるシェベル スーパースポーツに生まれ変わる

これは、本当にパワフルな旧車を称える、新たなマッスルカーである。米国のトランザム ワールドワイド(Trans Am Worldwide)社は、マッスルカーの中でも最も有名な1台であるシェベル スーパースポーツに敬意を表した最新車の写真を初めて公開した。

あのV8モンスターの現代版へ、ようこそ。TAWはこの新型ポニーカーを「70/SS」と呼んでいる。「7年の歳月をかけて」作られたこのモデルは、エントリーレベルの6.2リッターLT-1 V8で450bhp、900bhpのオプション、ブガッティ シロン級の1500bhpの「LS6/X 454」バージョンが用意され、その性能は折り紙付きである。

相当な量の「マジか」、そしておそらく相当な量のブーイングが聞こえてくる。しかし、この車は25台しか製造されないので、車と同じように、ほしいんだったらあなたも素早く行動しなければならないだろう。ギアボックスはマニュアルとオートマチックから選択できるし、もちろんすべて後輪駆動である。

ルックスに惹かれている人にむけてお話しよう。この70/SSが搭載する「現代のプラットフォーム」についての詳細は不明なのが、以前トップギアが乗ったバンディットエディションのトランザムは、カマロの足回りを使っていた。そのため、TAWはSSのボクシーなラインを、上の写真のような巨体へと再構築した。

「ヘリテージカラー」と「モダントライステージカスタムカラー」が用意され、より「活気に満ちた」ものを求める顧客のために用意されている。各車両は15万ドル(1,940万円)からだが、トリガーを引いてハッピーになる人が多くなれば、この価格は上昇するだろう。

TAWのボスであるトッド ワーマックは、「私たちのエンジニアと技術者は、この自動車のアイコンを現代のプラットフォーム上で再構築するために何千時間も投資してきました」と述べている。「そして我々は、マッスルカー時代の最も人気のあるモデルの1つに可能な限り強い敬意を払う方法でそれを実行しました」

TAWが製造するトランザム車にとって、これは何を意味するのだろうか?「完全な再設計の時期なので、トランザムは新デザインを再導入するまでお休みです。私たちは今、70/SSにすべての努力と資源を集中しています」とワーマックは付け加えた。


=海外の反応=
「このままではシボレーが訴えるよ(笑)」
「この車の醜さに加えて(自分はアメリカのマッスルカーが好き)、左後輪の後ろの巨大なパネルの隙間にある研磨ペーストは許せない。テキサス人のガレージで、初心者がこねくり回したように見える」
「映画やテレビ業界と同じで、オリジナルなものを生み出せないから、何十年も前に売れたもののコピー商品をまた押し出して、それが現代のガラクタであることに誰も気づかないことを祈るだけしかできない」
「このクルマはカマロには見えない。私のような塗装職人は、あの醜い車よりも旧車をもっと素敵に作ることができるよ。これじゃ、新型のコルベットもバカにしてる」
↑「黙って俺のフォーミュラ350を塗りに来てくれ」
「このままだと、オリジナルほどかっこよくはない。太りすぎ」
「コンセプトとしてはかなりカッコいいと思うけど、あのフロントバンパーと四角いエキゾーストパイプはどうにかして欲しい」
「流行のものばかり追っかけてる人は、一気に冷めた」
↑「ビール吹いたわ」
「レストモッドは、保存状態の良い歴史的建造物に手を加えることが多いのだが、こんなダサいレプリカを持つくらいなら、センス良くリフレッシュした方が良いと思う。正直言って、10枚目の写真ではかなりいい感じに見えるが、1-9は単に媚びへつらっているようにしか見えない」
「好きじゃないはずなのに、好きになってしまう。見てくれは悪いし、ハンドリングは間違いなく下手だし、穴ぼこやイギリスのスピードバンプに挫折しそうだ。さらに、この車でロイヤル・ウートン・バセットを通ったら、老人は心臓発作を起こすだろう。とりあえず、宝くじがあたったとき用のリストに追加しとくわ」
「いつも思うんだけど、なぜアメリカはアメ車っぽい車を作らなくなったのだろう。だが、これはアメリカっぽいクルマだ」
↑「チャレンジャーはもう生産してないの?」
↑「そうですね、でも、このスタイリングはそうではない。私はアメリカのカーデザインはひどく欠けていると思うけれど、彼らはアメリカ人としての度胸と特別なものを持つことでメリットがあるんだろう。また、第三国から撤退し、自国で高品質の製品を作るようになれば、実際に何かを成し遂げられるかもしれない」
「この70/SSが搭載する「最新プラットフォーム」についての詳細は不明、ってあるけど、カマロを彷彿とさせるな。このクルマは6代目カマロで、ステアリングはC7コルベットのものみたい」
↑「ってことは、カマロ ベット シェベル…なんだろうか!)」
↑「70年型シェベルはクールな乗り物だが、この非常に複雑で高価なオファーだと、自分は選ばないだろうと思う。全体的な美しさの完成度は、私の目には10点満点中7点といったところかな。リスキニングは想像するほど簡単じゃない」
↑「シェベルを彷彿とさせるスタイリング以外に、彼らの想像力はあまりないみたいだ」
「これはひどい。私は、現代の「シェベルSS」のアイデアが大好きだけど、これはまったくもってひどすぎる」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2022/05/49206/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ