従来比2.4倍の解像度と有機ELで格段に進化したカーナビ、新型パナソニック ストラーダ

Googleマップを使っていると、いろいろ不満が出てくる。自分の向いている方向がわかりにくいとか、地図が見にくいとか。まあ、無料ということで、ガマンするしかないのだが、「やっぱりナビは、カーナビの専門機がいいよね」と思わせてくれる新商品が、パナソニックのストラーダから発表された。今回のストラーダは、プラットフォームを刷新した、フルモデルチェンジとなり、かなり高性能になっている。

フローティング大画面モデルが3機種で、いずれもオープン価格だが、想定価格としては、有機ELを使った10インチの最上位機種が22万円前後、次が20万円前後、9インチの液晶モデルが14万円前後だ。その下にスタンダードモデルが4機種用意されており、こちらは8-9万円前後となっている。12月上旬から発売予定。

2016年に業界に先駆け、フローティング構造の9V型大画面カーナビゲーションを発売し、特定車種に限られていた大画面カーナビゲーションの市場を拡大したストラーダ。2017年には独自のスイング機能搭載、2020年には業界初となる有機EL採用など、見やすく使いやすい大画面で好評を得ている。

全モデルで映像と地図をHD解像度での表示に対応し、さらなる高画質化を図っている。高精細なHD描画に対応した「HD美次元マップ」は、視認性を考慮した配色の新デザインを採用。なんせ、解像度は従来比2.4倍。ビルの明かりや影までリアルに表現する3D地図描写は、とくに有機ELディスプレイに美しく映える。視認性を考慮した配色の新デザインを採用し、文字や道路、自車位置マークが見やすくなった。3D地図でビルが密集して表示される場合でも、自車位置マークの周りだけを透過することで、現在地を把握しやすくするなど、地図の見やすさが格段に上がっている。こういうの見るとさ、Googleマップ、自分がいる位置は、せめて、ストラーダを見習って、三角にしてほしい…。無料で使ってるから、文句いうな、はわかってるけれど。

また、処理能力の高いCPUにより、起動時間やルート探索の時間を従来モデルから大幅に短縮。直感的な操作をスマートフォン感覚で心地よく行える高速レスポンスを可能にした。さらに位置精度を向上するなど、ナビゲーションの基本性能や操作性が進化した。

いろいろ考えると、最上位機種の22万円前後、とてもお得に思えるのだが、いかがだろう。実機に触れて、その性能を試してみてほしい。

https://panasonic.jp/car/navi/products/F1X10BH/

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