世界で最も美しいハイパーカーに選出された5.2億円のブガッティ ボリードが日本でも予約受付中

ブガッティのボリードは、BAC モノ、ゴードン マレー T50、メルセデス AMG ワンなどの競争を制して、世界で最も美しいハイパーカーの栄冠に輝いた。

シロンを彷彿とさせるトラックモンスターの初出荷は2024年になる予定だが、ブガッティによれば、生産開始前にコンセプトのデザインが大きく変わることはないという。なお、日本ではブガッティ 東京にて、「ブガッティ ボリード」の予約受付が開始されている。サーキット専用車のボリードだけど、ボリードのオーナーにはBUGATTIから、サーキットを専用に貸し切って専任のインストラクターによる走行トレーニングや、ボリード専用の走行イベントへの参加資格が与えられる。

その背後にある数字は、確かに目を見張るものがある。モルスハイムに搭載されたW16クワッドターボエンジンは、110オクタンのレーシングジュースで1,850PSを発生し、0-100km/hを2.17秒、最高速度は500km/hを超える。リアウイングは320km/hで1,800kgのダウンフォースを発生させるが、これはブガッティ自身が「エクストリーム(極端)」だと認める数値である。

ブガッティのデザインディレクターであるアヒム アンシャイトは、「ボリードは、私たちのデザインチームにとってまったく異なる挑戦であり、ある種の精神的な実験でした。私たちは、W16クワッドターボの心臓部まで車を分解し、これまでで最も過激なブガッティを作るために必要最小限のもので再構築しました」と説明する。「私たちにとって重要なことは、ボリードの技術的な要求を尊重し、まず機能に焦点を当て、その後にフォームを開発することでした」

「その結果として生まれたデザインが、この分野の専門家の投票によって選ばれるこのような栄誉ある賞を受賞したことは、私たちにとっても名誉なことです。4ヶ月に及ぶ革新的なデジタルプロセスの中で、ボリードのデザインのすべての側面を調和させ、完璧に仕上げたデザインチーム全員を称賛しなければなりません」

1985年にパリで開催された第36回フェスティバル・オートモービル・インターナショナルでは、様々な分野のデザイン専門家で構成された専門審査員が、「かなりの差」をつけて、このブガッティ ボリードに投票した。

他の部門では、アウディ Q4 e-tron スポーツバック、マセラティ MC20、ホンダ eなどが受賞し、「2021年の最も美しい車」賞は…メルセデス・ベンツ GLAが受賞した。専門家の皆さん、お疲れさま。

ボリードはわずか40台しか製造されず、価格は400万ユーロ(5.2億円)。高いって?いやいや、美しさに値段をつけることなんて、できないのさ。

=海外の反応=
「最近のハイパーカーという定義は何の要素で決まる?価格が20万ポンド(3,000万円)以上で、2020/21年には生産されないってこと?ブガッティは、パガーニ ウアイラ、アストンマーティン ヴァルキリーと並んで、私の中では間違いなく上位に位置するブランドだ」
「美は見る人の目(Bolider?)にかかっているのだが、これは本当に美しくない」
↑「同意。忘れよう」
「うーん、まあ…そうじゃないよね?僕の意見では、それは - もちろん、こういったデザインのことは完全に主観的なものなので - 本当の美しさや優雅さがない。感動的?確実に、印象的?確かに。美しいか?それはない」
↑「1:1のホットウィールの車のよう。ホットウィールを侮辱しているようだったら申し訳ない。無視して」
↑「おっしゃる通り。尖っていて攻撃的な印象を受ける」
「何の専門家なの?明らかに美的感覚がない」
「なんと、フランスの審査員がフランス車を最も美しい車として選んだのだ。こんなことになるとは思わなかった…」
↑「フランスの審査員がフランス車を選ぶなんて、いかにもフランスらしいじゃん」
「写真とキャプションが混ざってしまったのだろうか?ハイパーカー部門でボリードが優勝したのは何となく納得できるが、最も美しい車でGLAが優勝したのは納得できない。ベストメルセデスどころか、最も美しいクロスオーバーとも言えないだろう」
「エレガントなブガッティもあるけれど、この車はそうじゃない。クールなデザインの残酷なサーキット用武器で、エレガントさは全くない。
しかし、この車が選ばれた理由はわかる。バッジ、豊富なアングル、印象的な存在感を持っている。このクルマを持っていない人たちは、目を見張るような存在感に魅了されることを忘れてはならない。それが、一般的なセンスのなさと相まって、チューナーのマンソリー(Mansory)がいまだに健在である理由なのだ。少なくとも、このブガッティは、実際のデザインの一種だ」
「320km/hで1800kgのダウンフォースは正気の沙汰じゃない。ボリス ジョンソンが屋根に乗っているようなものだ。いずれにしても、とても気難しい印象で、それほど美しいとは思えないな」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/10/39916/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ