「いいね!」ボタンの押し方を予習しとこう ケン ブロックがアウディ e-tronでエレクトリックジムカーナをYouTube展開

先週は、クロムの歯を持つインターネット・バイラル・マーケティング・マシーンであり、タイヤを破壊するスーパーマンでもあるケン ブロックが、アウディとパートナーシップを結んだというニュースをお届けした。今週は、ケン ブロックがどんなことをするのか、もう少し詳しくご紹介しよう。その中には、新しい電動ジムカーナ、その名も「エレクトリカーナ(Electrikhana)」という情報も含まれている。彼らが何をしたのかは、あなたの目で確かめてほしい。

フォードとは11年の付き合いがあったが、ラリー、ラリークロス、ジムカーナ、ワンオフのドリフトプロジェクト、そして燃えさかる山のようなタイヤなど、信じられないような活躍をした後、昨年、ケンとブルーオーバル(フォード)は別々の道を歩むことになった。

しかし、アウディは夏の間だけの恋人や浮気相手ということではなく、ケンは電気モータースポーツとその将来についてアドバイスをするために参加しているのだ。彼は、アウディの671bhpの電動ダカール(DTMマシンのエンジンを発電機として使用)に乗り込み、「電動化されたパワートレイン」の可能性の限界に挑戦することになるだろう。

主に、次のジムカーナで使用される極秘のアウディ e-tronが、来年中に公開される予定である。なお、ジムカーナ 11のドライバーに不満がある方もご安心を。今回のジムカーナでは、直近のドライバーであるトラヴィス パストラーナではなく、ケンがハンドルを握ってペダルを踏む。ちなみにトラヴィスは、スバル一筋だ。

「エレクトリカーナのためにアウディが製作している車両の詳細を発表するのが待ちきれないね。めちゃめちゃイケてるものになるだろう」とケンは言う。「アウディのWRCでの活躍、特にグループBカーでの活躍、そして1980年代のパイクスピークでの勝利が、僕をラリードライバーへの道へと導いてくれたんだ」

昨年、ケンはジムカーナ 11に、「フーにフォックス(Hoonifox)」と名付けられた90年代のフォックスボディのマスタングをフル電動で走らせるという噂があった。では、このアウディがそのバトンを受け取るということなのだろうか?そうだとしても、彼らを責めることはできない。EVのドライブトレインとトルクベクタリングがもたらす可能性と柔軟性は、ジムカーナをどこか新しいものにし、YouTubeの視聴者が夢中になるような、ちょっとおかしなスタントを新たに生み出すかもしれない。さらに、誰もが電気自動車の販売を促進しようとしている。そして、このようなことは、YouTubeにおける浮動票の興味を引くのだ。

ひとつ確かなことは、スモークが出るということ。肺の中は煙だらけだろう。ケンがこれまで使っていたものに比べてEVが有利な点は、瞬間的なトルクである。これにより、タイヤのトラクションが切れやすくなり、タイヤを殺すことができるのだ。そこは、ケンがわりと得意とするところ。しかし、エンジン音は出ない。ダッシュにBluetoothスピーカーを取り付けて、Alexaに「Best of Flat-Plane Crank Volume 4」でも流してもらえば別だが。

しかし、あなたは、静かで電気を帯びた高い予算のYouTubeファンの心を溶かすスペクタクルに興奮してる?以下のコメント欄でお聞かせください。

=海外の反応=
「僕はもうこの作品には感動しない。しかし、グループ SのアウディRS002のプロトタイプを見ることができたのは良かった。ケンがコスワースのときのように火をつけてしまわないことを祈るよ」
「どのようにリベットを打つか」

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