ランボルギーニによれば、これは現存する最古のカウンタックであり、LP 400のバッジをつけたミディアムグリーンの美しいモデルである。先日開催されたペブルビーチ・コンクール・デレガンスでは、他の多くの気持ちが高ぶるランボルギーニ カウンタックのモデルと共に展示されていた。
さて、この個体。シャシーナンバー#1120001のこのモデルは、カウンタックのプロトタイプとしては2番目に作られたもので、LP 400としては初めてのものだ。1973年にサンタアガタから出荷されたときは、赤と黒のインテリアで、その年のジュネーブモーターショーでデビューした(覚えているだろうか?)。
その後、同年末に現在の色である「ヴェルデ メディオ(Verde Medio)」に塗り替えられ、1973年の残りのモーターショー(ロンドンのアールズコートなど)でパレードされたが、その後まもなくランボが売却してしまった。
その後、スイスの納屋に放置されていたが、2004年にランボが発見して買い戻すまで、無名の人生を送っていたのである。そして今、この古いLP 400は、サンターガタにあるランボの技術博物館で、楽しい生活を送っている。
上の写真を見ていただければわかるように、カウンタックはこれだけではなかった(まるでペブルで何か新しいカウンタックの形をしたものでも生産していたかのように)。ランボは、最後に製造されたカウンタックもペブルに送り込んだ(写真4)。シルバーにグレーのレザーをあしらった25周年記念車は販売されなかったとランボルギーニは指摘する。今でもあの納屋のことを考えただけで震えがくる。
カウンタックの個人所有のモデルも多数展示されており、他の場所では「LPI 800-4」と呼ばれるものが話題になっていたっけ。
=海外の反応=
「一生をかけて改造されてきたようだ。運転するのがとても楽しいだろうと想像している。ちょっと恐いかもしれないけど(笑)」
「あのシルバーの25周年記念モデルは、素晴らしい車を完全に台無しにしてしまった。時代が時代だけに、5歳の子供がイタリア版オートバックスに入り込んで、プラスチックをぶちまける許可をもらったようなものだ。僕はこの車の音を聞いて、空気中のガソリンの匂いを嗅いでみたかった(すぐに倒れてしまう前に!)。アメリカ版を除いて、エンジンはすべてインジェクションではなくキャブだったのでは?」