02 シボレー ブレイザーE
シボレーの1977年式K5ブレイザーをレストアしたこのモデルは、「ブレイザーE」と呼ばれている。これを見れば、何が行われているかがわかるかもしれない。そう、オリジナルの6.6リッターV8と3速オートマチック・ギアボックスが取り外され、代わりにシボレー ボルトEVの200bhp、360Nmの電気モーターが搭載されているのだ。
冒涜的ともいえるこの交換の理由は?シボレーは、このパワートレインをクレートパッケージとして販売することを計画している。プロジェクトカーに巨大なLSシリーズのV8を搭載することに抵抗がある人のためだ。
つまり、モーターに加えて、60kWhのリチウムイオンバッテリー、さらに回生ブレーキも搭載している。しかし、トランスファーケース、ドライブシャフト、アクスルはそのままなんだ。あと残念なのは、リアシートが残っていないこと。おっと、そこは触れちゃいけねぇか。