Ambition 2039に則ったメルセデス・ベンツ EQAはEV初心者にも優しい

グローバルではメルセデス・ベンツ EQSEQBなど続々とメルセデスEQシリーズが発表されている。EQSとEQBは日本では来年以降の発表となるが、日本にとっては2台目のピュア EV となるメルセデスベンツ EQAが発表され、上野金太郎社長によるプレゼンテーションがオンラインで行われた。航続距離は422 km となり、GLAをベースとした小回りの効くボディサイズは、日常生活で活用できそうなピュア EV である。日本に導入されるメルセデスベンツ EQA 250は右ハンドルのみで、640万円となる。
グローバルでは Ambition 2039と題し、持続可能な社会を目指す取り組みが行われている。2022年には全セグメントで電動化モデルを導入し、早ければ全世界の工場で CO2ニュートラルが実現する予定になっている。なお、この場合の電動化モデルとはEQAのようなピュア EV を始め、プラグインハイブリッド、BSG/ISG 搭載モデルも含まれる。そして2025年までに販売する25%を EV にし、2030年までに50%以上をプラグインハイブリッドとEVに、そして2039年には自動車単体での新車のCO2ニュートラルを目指しているというものだ。
エクステリアでは、フロントの、中央にスリーポインテッドスターを配したブラックパネルグリルが最も大きな特徴だ。また、水平に伸びる光ファイバーの帯がフルLEDヘッドライトのデイタイムランニングライトも未来的。標準仕様だと18インチの5スポークアルミホイールだけど、AMGライン仕様には繊細なデザインが特徴の20インチのAMGマルチスポークアルミホイールを選ぶことができる。
インテリアだと目につくのは、円形のエアアウトレットだ。これは、ジェットエンジンのタービンを想わせるスポーティなデザインを採用しており、内部のタービンブレードがローズゴールドっていう素敵なもの。もちろん、「ハイ、メルセデス」のコールで目覚めてくれる、MBUXもキミをサポートしてくれる。
パワートレインは、フロントアクスルにモーターが搭載され前輪を駆動する。最高出力は190PS、最大トルクは370Nmを発揮し、上り坂でもスイスイと走ることができる。EQAは、全長 4,465 mm、全幅 1,835 mm、全高 1,625 mmと日本の道路環境下でも取り回しのよいサイズでありながら、SUVとしての日常の使い勝手も両立させた電気自動車となっている。
今回、回生ブレーキは次の5段階設定が可能となっている。D+ : コースティング 、D : 軽度の回生ブレーキ 、D- : 中程度の回生ブレーキ 、D- - : 強度の回生ブレーキ、D Auto : 前走車との車間距離、登坂・降坂などの道路状況などを加味し、最適な強度の回生ブレーキというもの。とくに「D Auto」は利便性が高そうだ。
後半ではミュージシャンのスガシカオ氏が登場し、上野社長とのトークショーも行われた。以前EQC に乗ったことのあるというスガ氏は、「ミュージシャンという職業柄、車内の静粛性はとても役立ちました。また、センサーに囲まれているので守られている感じがしました」と感想を述べていた。 また、何よりも新しいものが大好きだというスガシカオ氏には、この取り回しの良い EQAがとても新鮮なものに映ったようであった。今回のEQA は電気自動車が初めてで色々不安を抱えているという人にとっても最適な一台となるだろう。EQAを手に入れたあなたは、メルセデス・ベンツの Ambition 2039の世界への一員となり、一緒に持続可能な社会を作り上げていくことになるのだ。

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