メルセデス・ベンツ EQBは7人乗りのファミリー向けEV

今日もまた一台、新しい電気自動車が誕生した。しかし、メルセデス・ベンツのEQBは、7人乗りのファミリーカーという点で、これまでとは一線を画している。

私たちは、GLAを電気自動車にしたメルセデスEQAをすでに見ているので、EQBの構造は簡単に理解できちゃう。こちらは実用性の高いメルセデスGLBのエンジンを取り外し、バッテリーを積み込んだものだ。

また、ガソリン車やディーゼル車のGLBと同等の室内空間を備えている。つまり、165cm以下の人が最後尾のシートに座ることができ、2列目と3列目を倒せば最大1,700リットルのラゲッジスペースを確保できるのだ。また、ミドルシートは14cmの調整が可能なので、トランク容量を増やすためにスペースを調整することもできる。

メルセデスはまだパワートレインの詳細を明らかにしていないが、前輪駆動または4輪駆動、最大66.5kWhのバッテリー容量と270bhpのパワーレベルなど、豊富な選択肢が用意されている。発売当初の航続距離は260マイル(418km)だが、将来的にはさらに伸びることが約束されている。5つのリアシートに子供や小さな大人を乗せるたびに、航続距離が短くなっていくことが予想されるからだ。長距離を移動する際には、どの子供が好きなのかで選ぶことをお勧めする。

美しさのルーツは明らかにGLBだが、グリルをブランクにし、銅製のディテールを多用している。EQSリムジンのような大胆な主張はないが、そうではなく、これは電気自動車を普通に使いこなすためのクルマなのだ。そして願わくば、学校の門前での騒音や公害が少しでも軽減されるようにね…。

=海外の反応=
「あのホイールを捨てれば、ちゃんとしたクルマになりそう」
↑「少なくとも、フォルクスワーゲン ID.3に標準装備されている醜いスチールホイールに比べれば、悪くはないよ」
↑「フルスポークが20本、ハーフスポークが20本。週末の間中、スポークの掃除に明け暮れることになる」
↑「高圧洗浄機と性能の良いホイールクリーナーがあれば、週末の半分を掃除に費やすだけで済むでしょ」
「あの顔は使えない。箱型の車に楕円や曲線をつけるのは無理で、四角や丸にしなければならない。それと、クプラの方がカッパーのアクセントが良かった。ただの独り言ね」
↑「顔は気にならないけれど、海岸から海岸へのリアライトが気に入らない。銅のアクセントと合金は、EQBには似合わないと思う。EQAの方が効果的だと思うけど、おっしゃる通り、クプラの方が銅のアクセントははるかに優れている」
↑「同意。正直なところ、僕は標準的なGLBの見た目にはそれほど興味がなく、多くの人のようにこだわりがあるわけでもないのだが…」
「テールライトバーは、業界で最も醜く、怠惰なトレンドだ。80年代にはクールだったが、その後、世間知らずでバカげていると判断され、今ではポルシェがオマージュとして使ったために復活した。クルマってのはなんてことないものにしておこうよ、馬鹿げたものよりはマシ」
↑「特にポルシェでは、シンプルでエレガントで、そこに存在する理由があるので、問題ないと思う。メルセデスはもう何をしているのかわからない。リムジンのようなプロポーションのものを売り出している」
↑「リアまで行って、そのままインターンに渡してしまったような感じだ。それまではいい感じだったのに。残念」
↑「たぶん、インターンの彼は、その日はインターンの最終日で、ランチタイムにお祝いでお酒を飲んでいたんだね」
「画面の左側に大きな花が表示されていて、右側に「アプリ」と表示されていたら、それは私にとってのクルマ/SUVではない。アプリは、コンピュータや携帯電話で使うものだ。誰もが使うものではあるが、運転中には使わないでほしい。
今日のグーグルニュースを見た人はいるだろうか。自動操縦で「運転」していたEVが木に衝突して亡くなった不幸な人たちの事故だ。鎮火には32,000ガロンの水が必要だったという。複数のEVが玉突き事故を起こした場合に問題となる可能性がある」
「僕は現在、EVのファンではないけれど、いつかはそうなるかもしれない。それまでの間、この実験にユーザーとメーカーの両方に補助金を出すのは間違っている。このコンセプトは、それ自体のメリットで証明されるべきだ」

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