これこれ!これくらいのサイズが、街乗りにはちょーどいいんだよね。いや、別にメルセデスのファーストEVのEQCを落としてるわけじゃないよ。用途で言うと、って話。EQCは、GLCをベースにしていたんだけど、こちらのEQAは、何がベースになっているだろう?
そう、この新しいエントリーレベルのEVは、基本的にはメルセデスのクロスオーバーモデルのAクラスを改良して電動化したものだ。見た目もGLAにかなり似ているよね。もちろん、EQA特有のスタイリングのディテールはたくさんあるけれど、最も顕著なのはブラックアウトしたグリルパネルとフロントとリアのライトバーだ。
空気抵抗係数はわずか0.28と、空力的にも優れたデザインとなっている。そして、ほぼ完全に密閉されたフロアと、空力に最適化されたホイールによって支えられている。上の写真にあるローズゴールドの20インチに興味のある方はいない?標準装備は18インチだ。
EQA 250は発売時の唯一のラインナップで、メルセデスはこのモデルをバッテリーサイズと航続距離のスイートスポットだと表現している。250では、単一の電気モーターが185hp、375Nmのトルクで前輪を駆動する。トップスピードは159km/hに制限されており、0-100km/hは8.9秒。だが、このクルマの場合、おそらく最も重要なのは、66.5kWhのバッテリーを搭載した426kmという航続距離である。
メルセデスは、260hp+ツインモーターの全輪駆動バージョンと、航続距離500km以上のEQAも約束している。
インテリアはGLAのオーナーなら誰もが知っているもので、MBUXのインフォテインメントシステムは7インチスクリーンが2つ、または10.25インチワイドスクリーンが2つ用意されている。唯一の大きな違いは、ナビゲーションシステムに組み込まれた「エレクトリック インテリジェンス」機能である。これは、EQAが最も効率的なルートを計算するだけでなく、指定した急速充電地点に近づくと、バッテリーを最適な充電温度になるように事前に調整してくれる。非常に賢いよね。
充電は、EQAは11kWのAC能力と100kWの急速充電が可能だ。わずか30分で10-80%の充電ができる。
トリムレベルは3種類あり、ベーススペックのプログレッシブモデルには、レーンキープアシスト、ブレーキアシスト、フルLEDライトなどの技術が標準装備されている。AMG ラインには、スポーツシート、わずかに異なるバンパー、小型のリアディフューザーが採用され、「エレクトリック アート」と名付けられたトリムには、ローズゴールドのタッチが追加されている。また、EQAの発売初年度には、特別な「エディション1」トリムも用意される。
他に知っておくべきことは?200mmの地上高、340リッターのトランク(対するGLAは495リッター)、ドイツでの価格は47,000ユーロ(592万円)強からとなっている。どうよ?
=海外の反応=
「めっちゃ不恰好に見えるんだけど!まるで潰れたEQCのようだけど、なんだかもっと醜くて、プロポーションが悪い。新しいEQカーのフロント・フェイシアは、我慢できないよ。価格は、イギリスでのモデル Yの価格と同じくらいだし。それが特に良いルックスのクルマじゃないってのはわかってるけど、このメルセデスに比べれば、芸術作品だよ」
「モデル Yは本当に醜いけど、EQAは普通の小型SUV/CUVだよ。それだけじゃなく、EQAはもっと安くて、うまく作られていて、ややプレミアムなものになるだろう。粗悪な作りのテスラと比較しないでほしい」
「じゃがいもに見えるんだけど…僕には」
「最近のEVの重要なポイントは性能であり、97km/hまで9秒とか、最高速159km/hとかはゴミさ。通勤用の小型EV(セカンドカー)が欲しいけど(片道65km、職場で無料充電)、0-97km/hが5秒以下でないと意味がない。7月までにクルマを乗り換えなければならないが、まだ面白いEVのオプションはゼロのままになりそう」