フィアット・クライスラー・オートモビルスN.V( « FCA » )(NYSE : FCAU/MTA : FCA)と プジョーS.A.(グループPSA)が、対等合併の結果生まれる新たなグループ、ステランティスのロゴを発表した。
両社の取締役会は、グループPSAが保有するフランスの大手自動車部品会社であるフォルシアの発行済株式のうち、最大で7%を統合完了前に売却することにも合意した。それに加え、当初の統合合意書に記載されている通り、ステランティスをフォルシアの経営から排除するための方策(株式放出は除く)を必要に応じてとるとしている。これにより、統合に必要な当局の承認への支障がなくなる見込みだ。
このロゴは、ステランティスの基盤となる両社の豊かな伝統を象徴するものであり、14を数える歴史ある自動車ブランドをポートフォリオに納める新グループの統合による強みとともに、全世界地域で働く従業員の多彩なプロフェッショナル・バックグラウンドを表現している。ラテン語の「stello」にちなみ「星たちとともに輝く」を意味するステランティスの社名と併せて、革新と多様性を礎とする新会社の明るい将来展望とエネルギーと革新力、持続可能モビリティの新時代のリーダーたらんとする決意を視覚的に表現するものだ。
ロゴの発表は、両社の臨時株主総会における決算の承認並びに独禁法関連の行政当局確認をはじめとする規定の処理を経て2021年の第1四半期末までに予定されている統合プロジェクトの完了に向けての最新のステップになる。