スバルから新型レヴォーグがオンラインで発表された。360度センシングを実現し、リアルワールドにおける安全性を進化させた「新世代アイサイト」を全車標準装備。さらに、3D高精度地図データと、GPSや準天頂衛星「みちびき」などの情報を活用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を搭載したグレードを新たに設定した。先行予約では約2ヶ月で8,290台と、月間販売台数の2,200台をはるかに超える数となり、結局、このアイサイトXは93%が装着するという、好調な滑り出しとなっている。渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストなど、先進の装備に惹かれた人が予想以上に多かったということだろう。
新型レヴォーグはGT、GT-H、STI スポーツの3つに対して、それぞれ EXのラインがあり、全部で6グレードの構成だ。価格は、310.2-409.2万円となる。
このサイトに訪れているスバル好きのみなさんなら、STI スポーツ(370.7万円)か、STI スポーツ EX(409.2万円)のどちらかが良いのではないだろうか。STIの赤バッジやスポイラーなんかにより、ひと目でSTIだ、と認識してもらえるのはもちろん良い。室内は、ボルドー/ブラックで仕立てた本革シートで、上質感もある。それに、なんていっても、ドライブモードセレクトがついているのだ。これはスイッチひとつで、クルマのキャラクターを切り替えられるもの。スポーツカーのような走行特性を愉しめる走りから、高級車のようなしなやかな乗り心地を重視した走りまで、自由自在だ。パワーユニットだけでなく、AWDシステムや電子制御ダンパー、パワーステアリング、アイサイトの追従加速度、エアコンに至るまで、さまざまなデバイスを緻密に制御することで、クルマのキャラクターを大きく変化させてくれる。あらかじめ設定された4つのモードに加えて、各デバイスの設定を自由にカスタマイズできるモードも搭載してあるので、走りにこだわる人にはおすすめだ。ということで、トップギア的には、STI推しでいく。
https://www.subaru.jp/levorg/levorg/stisport/index
スバルから新型レヴォーグが出たけど、やっぱSTIがいいんじゃない?
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