イギリスではトップギアTVの新シリーズ29が放送開始となる。ここでは、その最新シリーズの予告編をお届けしよう。
デストラップ
あなたがトップギアの編集部員のように、起きている時間の大半を自動車雑誌の最後にある広告ページの端をめくって過ごすような人なら、保険の評価減の見通しについて迷いが出ることもあるだろう。極端に安いクルマもあるが、単に軽くクラッシュしているとか、いくつかの保険会社がそれが修理のコストに見合うものではないと判断したとかいう理由があるものだ。
しかし、保険の評価減したクルマを購入することは、良いアイデアなのだろうか?それを確認するために、消費者サイドのチャンピオン(?)であるパディー、クリスとフレディは、安く手に入れた遅くて退屈なクルマで、高速でエキサイティングなクルマにできるかどうかという課題に着手してみた。
パディは、6,000ポンド(80万円)という価格で、軽く擦り切れたノーズとかなり重症なリアのケイマン Sを自分で選んだ。フレディはマセラティ クアトロポルテを手に入れたが、こちらはフロントガラスの前方のすべてを除いてきれいな状態だった。クリスはMkI フォード フォーカス RSを手に入れたが、これは…妙に完璧だった。少なくとも彼がフリントフと真っ向勝負をするまでは、ね。
ウォーミングアップ的なものととしてプレゼンターたちは、クルマを合法的に走らせるように命じられ(速く走ってしまった人もいるが)、ロンドンの華やかなアレクサンダー宮殿に報告することになった。幅30m、高さ8m、そして完全に恐ろしいほど垂直である。今までとは違ったドリフトのアクションをしなきゃならない時間が迫りくる…。