結局、ただのショーカーだったんでしょ?
最初は同じように思っていたんだが、この猛獣は完全に機能していた。マツダは、レースカーのフリをするのではなく、ロードカーをベースにして、より本格的なものを作りたいと考えていたのだという。流れるようなエクステリアの下には、2005年から2006年にかけてアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦した「クラージュ C65 LMP2」のシャシーを使用している。流れるようなラインは、最新のCFD技術を駆使して描かれており、空力性能を最大限に引き出すことができた。風籟はラグナセカやグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードなどで数回のレースに参戦している。