最高速403km/hのマクラーレン スピードテールが日本でお目見え

マクラーレン市販車史上初のハイパーGTであり、究極のロードカーが、マクラーレンスピードテールだ。雑誌でも特集したところ、大変評判が良く、残念ながら紙の雑誌の方は売り切れてしまったほどだった。注目度の高いスピードテールが、日本でお披露目された。
先に言っておかなければいけないけれども、このスピードテール、価格は175万ポンド(2.5億円)で、限定106台は予約販売を完了している。なので、残念ながらこれから手に入れることはできないという状況だ。

スピードテールは3人乗り。独自のカーボンファイバー製モノケージボディ構造にマクラーレン F1ロードカーにインスパイアされた、中央に配置されたドライバーズシートと両サイドに2つのパッセンジャーシートがある。
ティアドロップ型のコックピットとエアロダイナミクスが最適化された全長5.2mのカーボンファイバー製ボディを持ち、最もエアロドラッグを低減させたマクラーレンのロードカーだ。
マクラーレン市販車史上最速のスピードテールは、最高速度403km/h。画期的なガソリンエンジンとエレクトリックハイブリッド・パワートレインが合計1,070PSの最高出力を可能とし300km/hへの加速タイムはわずか13秒。ユニークなヴェロシティモードが付いており、最高速度に到達させるためパワートレインとアクティブエアロダイナミクスを最適化してくれる。
足元は専用タイヤP-ZERO。マクラーレンのテクノロジーパートナーであるピレリが開発した。フロントホイールのカーボンファイバー製スタティックエアロカバー、ミラーの代わりとなるデジタルリアビューカメラおよび特許技術であるアクティブリアエルロンが一体となり、優れたエアロダイナミクス機能を実現している。
また、ラップオーバー形状の1ピース軽量ガラスを装着したダブルスキンの電動ディヘドラルドアは、スペシャル感が満載だ。チタニウムを装着したカーボンファイバーの新素材やデジタルエンボス加工を施したフルアニリン仕上げの軽量レザーなどの新しいビスポークなカスタマイゼーションを導入している。
次に出てくるマクラーレンのロードカーに期待が寄せられる一台だ。

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