ベントレー、2020年インターコンチネンタルGTチャレンジにフル参戦

ベントレーは、モータースポーツにも、意欲的に取り組んでいる。ベントレーモータースポーツは、カスタマーチームを通じて2020年インターコンチネンタルGTチャレンジにフル参戦し、マニュファクチャラーズタイトルに挑戦することとなり、ワークスドライバーたちはすでにポイントを獲得しているチャンピオンシップ対しての活動を継続することが可能となった。
ベントレーモータースポーツは、当時のワークスチーム ベントレー チーム Mスポーツとドライバーのマキシム・スール (ベルギー)、ジョーダン・ペッパー (南アフリカ)、ジュール・グーノン (フランス)と共にバサースト 12時間で優勝し、その年の幕開けを迎えた。新型コロナウイルスのパンデミック発生にともない、ベントレーは技術パートナーであるMスポーツとプログラムの見直しを行い、成長を続けるカスタマーレースプログラムを優先させるべく、2020年のワークスチームとしてのインターコンチネンタルGTチャレンジ活動を中断することで合意した。
今日まで、ベントレーのカスタマーレーシングプログラムは、チーム パーカーレーシングがレースで優勝し、チーム ラザルスがポールポジションを獲得、T3 モータースポーツが表彰台を獲得するなど、順調に結果を残している。

ベントレーモータースポーツのサポートを受け、K-PAX レーシングはヨーロッパでのレースにスムーズに移行することができた。カリフォルニア州ソノマを拠点とするこのチームは、母国での主要なレースに参戦するために、インターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦、インディアナポリス8時間レースに参戦した。スール、ペッパー、グーノンのバサーストで優勝したトリオはドライバーズタイトルに挑戦するために、チームを代表してアメリカに向かい、1台体制でのレースに臨むことになった。
シリーズ第3戦となるスパ24時間レースでは、Mスポーツからレース前のテストとテクニカルサポートを受けた3つのチームから5台のコンチネンタルGT3が参戦することとなり、K-PAXレーシング、CMR、チーム パーカーレーシングはすべてポイント獲得のために出場し、まさにカスタマーチームの総力戦となる。スール、グーノン、ペッパーは、K-PAXレーシングで再びタッグを組みレースを行い、シリーズを通じて同じポイントを維持することができるようになるのだ。
12月には、ベントレーの3組の新規カスタマーチームを含むチームのネットワークを支援し、コンチネンタル GT3の開発を行ってきたMスポーツが、2台のマシンを携えて南アフリカのキャラミで9時間のレースに参戦しフィナーレを迎えることになっている。
ベントレーのモータースポーツ担当ディレクター、ポール・ウィリアムズのコメントは以下の通り。
「インターコンチネンタルGTチャレンジは、世界のGTレースの最高峰であり、メーカーとして、私たちが戦うべき場所です。拡大しているエリートカスタマーレーシングチームを通じて私たちはタイトル争いを続けることができるようになりました。4つのチームがタイトル争いに貢献する可能性を秘めていることは、本当にエキサイティングなことです。これを一緒に勝ち取ることができれば、私たちのカスタマーレースプログラムにとって素晴らしい成果となるでしょう」
「K-PAXレーシングはヨーロッパでの戦いに合わせてきましたが、アメリカでのシリーズ戦に参戦することにも違和感はありません。我々のワークスドライバーはチャンピオンシップタイトル獲得を目指しているので、彼らが自分たちのチームではなく、3戦すべてに参加することに同意してくれたことに感謝しています」
「Mスポーツが2台のコンチネンタル GT3をキャラミで走らせることができるのは、誰もが喜ぶことだと思います。彼らのサポートと犠牲なしには、このカスタマーレースプログラムを成長させることはできなかったので、年末に彼らがカスタマーチームとしてグリッドに戻ってくるのを見ることができることは、ベントレーとしても予想していなかったことであり、ホームにいるファンはきっと興奮
すると思います。彼らがシーズンの始まりと同じようにシーズンを終えることができることを願っています」
カリフォルニア8時間に代わるインディアナポリス8時間は10月4日に開催される。
スパ24時間レースは、レース中に夏時間が終了し時計が逆戻りするため、今年は実質25時間以上のレースとなるが、10月24日に始まり、12月12日のキャラミ9時間レースでシーズンが締めくくられる。
応援したいというファンは、@BentleyRacingをTwitterで、@BentleyRacingOfficialをInstagramで検索し、ソーシャルメディア上でベントレーのモータースポーツとeスポーツのすべての活動をフォローすることができる。

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