03 シボレー コルベット インディ
シボレーは、今日のC8よりもずっと前から、ミッドエンジンのコルベットを作ろうかなと、思いついていた。実際、1986年のデトロイトモーターショーでコルベット インディ コンセプトを公開するずっと前からだ。
当初のコンセプトでは、インディカーのツインターボエンジンを搭載していたが、後に発表されたプロトタイプでは、ロータスが開発した5.7リッターV8(後にコルベット ZR1として生産される)を搭載していた。インディはケブラー/カーボン製のボディ、CRTスクリーンを中心としたインテリア、全輪駆動と全輪ステアリング、そしてロータス(当時GMが所有していた)から受け継いだアクティブサスペンションを備えていた。
インディの究極のバージョン、ツインターボ、650hp、最高速362km/hのCERV IIIは1990年に登場し、シボレーが生産を開始できるところまで開発されたと言われている。しかし、その技術力を全部入れ込むとなると、3,200万円以上になってしまったたと言われている。ちと、痛い。