02 アストンマーティン ブルドッグ
1979年に製造されたが、1980年まで発表されなかったこのおかしなブルドッグのスタイリングを担当したのは、ラゴンダのサルーンと同じ人物だった。最高速322km/hを目標としていたが、700hp(とされる)の5.3リッターツインターボV8を搭載し、くさびのようなスタイリングを持つブルドッグは、そこに到達するのに苦労はしなかったはず。理論上の最高速度は381km/hだったということが明らかで、当時の他のどのクルマよりもはるかに速かったことだろう。
小規模な生産も検討されたとされているが、プロジェクトは1981年に中止され、唯一のクルマは、中東の王子に売却された。
1980年以降、ウイングミラーが生えたり、色が変わったりしているが、ブルドッグは生きているのだ。現在、18ヶ月に及ぶ修復作業の真っ最中なのだから。修復が完了すると、プロジェクトのチームは、ブルドッグを322km/hまで加速させることを目標として計画している。そういえばアストンはその昔、309km/hを出したことがあったっけね。
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