US警察 ダッジ チャージャー
これは、2015年ダッジ チャージャーのパトカーであるが、黙秘権はある。
モンスター級のフロントブルバー、不吉なプロジェクタービームヘッドライトと流線型のシルエット - 見た目で怖がらせるだけでなく、他のアメリカのパトカーが装備しているように、今にも殴られそうってくらい、迫力あるV8が付いている。
もちろん、チャージャーのパトカーには「ペンタスター」V6(292hp、353Nmのトルク)が搭載されているものもあるのだが、自尊心のあるアメリカの警察は、V8バージョンを欲しがるだろう。具体的には、370hp、529Nmのトルクを持つ5.7リッター、HEMIエンジン搭載のV8バージョンで、0-97km/hのタイムは6秒以下だ。
この速さは、道路を行き交う大勢の犯罪者たちに、考え直させるほどの速さだ。そして、強化されたRWDシャシー、パフォーマンスサスペンション、ロードレベリングショック、ヘビーデューティーなブレーキ、スタビライザーバー、18インチのパフォーマンスタイヤ、そして今までで最も優れたスチールホイールを履いている。
内部には、おまわりさん、新しい7インチフルカラーのインストルメントクラスター、ポリス仕様のフロントシート(警察官のベルトに装着されたギアと、重罪人を縛り付けておくウエストの部分をよりしっかりとホールドするため)などなどがつく。もし、これに似た仕様にしたければ、純正部品を扱うMoparの力を借りてカスタマイズすることができる。
残念ながら、そのカスタマイズにはマルチカラーの手榴弾のラックやヘッドライトのマシンガン、リアのオイルスリック、回転式ナンバープレートなどは含まれていない。今や1964年ではないということもあるし、Moparは5歳児やトップギアが経営しているわけではないということもある。
むしろ、現代なら自動車のエレクトリックな性能を強化し、新しいグラフィックを追加し、運転席と助手席に弾道ドアパネルを装備し、運転席には後部の犯罪者に備えて鋼鉄製のシートバックインサートを装着するなんていうオプションを手に入れることができるし、その方がクールだ。