ベントレー マリナー バカラルで見えたベントレーの方向性

ベントレー バカラルはハンドクラフトされたビスポークの豪華さと最先端テクノロジーを兼備し、並外れたドライビングエクスペリエンスをもたらす。マリナーが生み出した斬新なボディを纏うバカラルの心臓部は、ベントレーが誇る6.0リッターW12 TSIツインターボエンジンで、高度なドライブトレーンが組み合わされる。

バカラルの8速デュアルクラッチトランスミッションは、これまで以上に高速かつ効率的なギアチェンジを可能としている。アダプティブシャシーにはインテリジェントな48Vシステムであるベントレーダイナミックライドを採用し、どのような状況でも優れた乗り心地、圧倒的なハンドリング、洗練性を実現してくれる。

このエアサスペンションシステムによって快適性と横方向のロールをコントロールすることで、乗員への不快な挙動が抑えられ、エフォートレスかつ正確無比なドライビング感覚を味わえる。

「もう買えないクルマじゃないか」そのとおり。だが、このバカラルには、ベントレーがこの先進むべき道のヒントが多分に隠されているのだ。日本はもちろん、世界中で、自動車業界の再編が進むだろう。そのときに、生き残れるのは、他社ができないことをやっていく会社だけなのだ。ベントレーは、このバカラルでその方向性の一端を、我々に見せてくれている。

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