セナのV8ツインターボベースエンジンを搭載
マクラーレンの最上級クラスであるアルティメットシリーズの最新モデルが、ペブルビーチコンクールで発表された。
まだ、名前すら決まっていないこの新型車は、2シーターのオープンコックピットのロードスターであり、F1TMやセナやスピードテイルの仲間である。
生産台数は399台の限定となり、2020年後半から発売が予定されている。日本での販売価格は未定であるが、75万ポンド(1億円)であるマクラーレンセナと、210万ポンド(2.7億円)のスピードテイルとの中間に設定されるというから、2億円弱といったところか。
このロードスターは公道で走らせることができ、究極のサーキット専用車のマクラーレンセナとも高速域での空力効率を追求したスピードテイルとも違った個性を持ち、公道走行の楽しさを徹底的に追求しながらドライバーとマシンが一体化するような感覚をもたらしてくれる。
クラシカルなロードスターのプロポーションと、エレガントで流れるようなライン、そして控えめなディヘドラルドアがスリリングなロードカーを演出している。
マクラーレンのトレードマークともいえるカーボンファイバー構造の活用によって、マクラーレンがこれまでに製造したモデルの中で最軽量とのクルマとなり、現在マクラーレンセナで採用されているV8ツインターボをベースとしたエンジンが搭載され、圧倒的な性能も保証済みだ。
マクラーレン・オートモーティブのCEOであるマイク フルーイットは次のように話している。「マクラーレンオートモーティブではロードカーでもサーキットカーでも最も純粋で最も車との一体感を感じられるドライビングエクスペリエンスを提供するために絶えず限界に挑戦しています。当社の現在の二つのアルティメットシリーズのモデルであるセナとスピードテイルは、独特の類を見ないドライビングエクスペリエンスを提供しています。アルティメットシリーズに新たに加わることになったオープンコックピットのロードスターは公道でのドライビングに楽しみを新たなレベルに引き上げるでしょう」
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