かとうれいこさんが一日警察署長に
4月上旬の日曜日、「第23回 品川クラシックカーレビュー イン 港南」が、品川駅の港南口ふれあい広場で開催された。
こちらは品川駅港南商店会や高輪警察署、全日本ダットサン会などが主催となる地域密着型のクラシックカーイベントである。1日警察署長を務めたかとうれいこさんも、コンクールデレガンスで選ばれた車両と一緒に写真撮影を行い、和やかな一日となった。
出展車両はダットサンばかりというわけではなく、オースチン、スバル360、ダイハツ コンパーノ、イセッタなど、かなりオープンかつバラエティに富んだ構成となっていた。
メインイベントとなるパレードでは、それぞれのオーナーが誇らしげに愛車を運転し、周囲の人々から温かい拍手を送られていた。
またロールスロイス(1935年)、ポルシェ930(1888)、スカイラインGT-R(1973)、ベンツ170S(1953)など貴重な車が大集合し、とくに1969年製トヨタ2000 GTの周りでは、記念撮影する人が多く集まっていた。
今回のイベントの主催者の一つでもある全日本ダットサン会及びサファリモータースの佐々木徳治郎会長にお話を伺った。
「サファリモータースは昭和47年に設立し、日産の旧車の管理やメンテナンスの仕事をしています。日産の旧車は400台ほどをメンテナンスし、イベントがあると全部で8台所有しているキャリアカーを駆使して、日本全国各地に出かけて行きます。また一般の方向けには整備工場として機能していますし、古いダットサンのレストアも行っています。
私は元々芝浦工大の自動車部出身なんです。当時この辺りは何もない場所で、牛や馬が歩いていたんですよ。
品川の駅前でこういったクラシックカーのイベントを行うというのは貴重な機会だと思いますので、皆さんが気軽に旧車に親しんでいただけると良いですね」
過去様々な旧車イベントで全日本ダットサン会の出展を見てきたが、いつも気になるのは抜群に美しい文字で書かれた式次第である。これについても佐々木会長に聞いてみた。
「あの式次第は全日本ダットサン会の会員さんが、いつも書いてくれるんです」とのことだった。それにしても素晴らしい筆致である。この式次第で、ひと目でダットサン会だ、とわかるようになっている。旧車を通じた人と人との繋がりが強く感じられたイベントだった。
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