現行で手に入る、最高の6気筒パフォーマンスカー 9選

あなたのクルマに必要なのが、たった6つの小さなポットなら、この中から選ぶがいい。

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ロータス エミーラ V6 SE (£96,500/1,900万円)

400馬力を発生するエミーラは、ロータスにとって最後の内燃機関搭載車となる、壮大な「白鳥の歌(有終の美を飾る)」だ。旧型のエヴォーラやエキシージと共有する、トヨタ供給のよりハートのある3.5リッター6気筒を選べば、0-100km/hを4.3秒で駆け抜け、最高速は290km/hに達する。

AMG製4気筒ターボを積むSEに比べ、加速、最高速、トルクではわずかに劣るが、その代わりに手に入るのは、よりパンチの効いたサウンドトラックと、6速マニュアルという選択肢だ。

フェラーリ 296 GTB (£241,500/4,760万円)

296 GTBが発表された時、多くの者がそのハイブリッドV6に懸念を抱いていた。「往年のミッドシップ・フェラーリのように、我々を興奮させることができるのか?」と。答えはイエス、世界はすぐにそれを知ることになる。フェラーリは開発中、このエンジンを「ピッコロV12(小さなV12)」と呼んでいた。等長エキマニとシンメトリーな点火順序が、12気筒に似たサウンドを生み出すからだ。また、6気筒エンジンとしてはかなり強力なパンチを繰り出し、モーターと合わせて819馬力と740Nmのトルクを発生。0-100km/h加速はわずか2.9秒、最高速は330km/hを超える。

現在、フィオラノのテストトラックでは8番目に速いマシンであり、よりハードコアな「スペチアーレ」は表彰台に上る。49馬力の追加、60kgの軽量化、そして最高速域で20%向上したダウンフォースのおかげだ。もっとも、そちらは期間限定の販売だが。

BMW G80 M3 ツーリング (£91,865/1,810万円)

BMWの「S58」直列6気筒エンジンで武装し、523馬力と650Nmを8速ATを介して四輪全てに送り込むM3ツーリングは、あなたと、あなたの家族と、そして怯えるワンちゃんを、わずか3.6秒で時速100kmまで運び去る。2年前、トップギアが主催したアワードで「これ一台で他に何もいらない」賞を受賞した一台でもある。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ (£86,885/1,710万円)

もしあなたが、ピクセル単位まで鮮明でキビキビと動くインフォテインメントを好み、「コネクテッドサービス」とやらを切望するタイプの人間なら、アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオはBMW M3ほど万能でも完璧でもない。

しかし、もしあなたが魂を持つ人間で、ゴージャスなルックスの4ドアセダンを求めるなら…M3を買うことはできない。そして、思わず自分の手を噛んでしまうほど素晴らしい走りを持つファミリーセダンが欲しいなら、ジュリア クアドリフォリオが我々の人生に現れてから5年経った今でさえ、おそらく他のどこを探しても、これ以上のものを見つけることはできないだろう。

マクラーレン アルトゥーラ スパイダー (£221,500/4,365万円)

とんでもないエンジンだ、これは。スパイダーが搭載する690馬力のハイブリッド3.0リッターV6は、わずか160kg。これまでのほとんどのマクラーレンに積まれてきた4.0リッターV8より50kgも軽い。驚くほどコンパクトでもあり、シリンダーバンク角は90度ではなく120度に設定され、排気系の圧力損失を低減している。ツインターボは「ホットV」構成の中に収まり、より速く回転することでスロットルレスポンスに好影響をもたらす。

それが、深く感銘を受けるクルマの中に詰め込まれている。速く走らせるのは簡単だが、プッシュすればするほど、さらなる奥深さが姿を現すのだ。

マセラティ MC20 (£227,570/4,500万円)

我々は最近、MC20を長期テスト車両として迎え入れたが、どうやらこのクルマ、「普段使いできるスーパーカー」という役割をかなり上手くこなすようだ。見た目も美しく、白紙から設計された「ネットゥーノ」3.0リッターV6ツインターボは、90度のバンク角で搭載され、ドライサンプ方式を採用。さらにF1由来のプレチャンバー(副燃焼室)技術により、より効率的な燃焼を実現する。その結果は621馬力と730Nm、0-100km/hは3秒以下、最高速は325km/hに達する。

メルセデスAMG CLE 53 クーペ (£75,660/1,500万円)

このホットな新型CLE 53について最初に気づくのは、そのスタンスだろう。筋肉質なボンネット、ゆっくりと下降するルーフライン、そしてがっしりとしたヒップラインは、往年のV8を積んだC63を彷彿とさせる。残念ながらエンジンは同じではないが、それでもハートのある直列6気筒ターボは443馬力と560Nm(オーバーブースト時はさらに40Nm上乗せ)を発生する。確かに、このリストにある他のマシンほどフォーカスされておらず、触感も鋭くはないが、ミドルレンジのパフォーマンスカーとして、これは本当にかなり良い一台だ。

BMW G87 M2 クーペ (£67,055/1,325万円)

ある意味、奇妙なパフォーマンスカーだ。オートマチック版の方が、マニュアル版よりも良いかもしれないのだから。どちらを選んでも、後輪駆動のM2はM3と共通のS58エンジンを搭載し、ここでは473馬力を発生するよう再調整されている。これはまた、純粋なガソリンエンジンを積む最後のMモデルになるかもしれず、もしそうなった場合、少し大人びすぎているきらいはあるが、素晴らしい「白鳥の歌」となるだろう。

我々のオリー キューがレビューで述べたように、「他のどの小型スポーツクーペも、これほど実用的で、完成されているものはない。そして多くの点で、M2は今やM4自身に非常に深刻な問いを投げかけている」。

腹が立つほど才能のある弟/妹とは、まさにこのことだ。

ポルシェ 992.2 911 GT3 (£158,200/3,100万円)

何十年にもわたって道を示してきた、6気筒パフォーマンスカーの決定版。そして現行の992.2 GT3へ。リアにマウントされた水冷4.0リッター水平対向6気筒エンジンは9,000rpmまで回り、503馬力と450Nmを発生。0-100km/hは3.4秒でこなし、十分な直線があれば、310km/hまで突き進む。このエンジンは60年以上にわたる仕事の集大成であり、ご想像の通り、それはもう、絶対的に「美味」なのだ。

【エレクトリック アワード 2025】ロータス エヴァイヤ/ルノー 4, 5/R32電動化計画:トップギア・ジャパン 067
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=海外の反応=
「GT3(£158,200)ねぇ! もし君がディーラーの「お気に入りリスト」に載っていて、オプションにさらに5万9000ポンドを喜んで費やす気があるなら、の話だけどな。GTシリーズは大好きだが、ポルシェのディーラーは誰でも彼でもゲートをくぐらせてはくれない。だからこそ、新車同然の中古車が20万ポンド以上で取引されるんだ。まあ、栄光のクルマであることには違いないがね」

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