ゼネラルモーターズ・ジャパンは、スーパースポーツ「シボレー コルベット」の日本市場向け特別限定車「イエロージャケット エディション」を6月14日に発売した。最大の注目は、1990年モデルのC4以来、約30年ぶりに復活を遂げたボディカラー「コンペティションイエロー」だ。スズメバチを彷彿とさせる鮮烈なカラーを纏う、クーペとコンバーチブル計30台の希少モデル。
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ゼネラルモーターズ・ジャパンは2025年6月14日、スーパースポーツカー「シボレー コルベット」の日本市場向け特別限定車「シボレー コルベット YELLOW JACKET EDITION(イエロージャケット エディション)」を発売した。クーペとコンバーチブル、合わせて30台のみの限定生産となる。
モデル名に冠された「イエロージャケット」とは、北米に生息するスズメバチの一種。その名の通り、本モデルは鮮やかな黄色と黒のコントラストが強烈な個性を放つ。
エクステリアカラーには、メタリックに輝く「コンペティションイエロー ティントコート メタリック」を採用。このカラーは、コルベットのモータースポーツにおける輝かしい歴史とDNAを象徴する特別な色だ。1990年モデルのC4で初採用されて以来、C5以降の歴代レーシングマシンを彩ってきた、まさにブランドの誇りが刻まれた伝統のイエローである。今回、約30年ぶりに復活を遂げた。
ボディにはカーボンフラッシュのスティンガーストライプが駆け抜け、アウターミラーやリアスポイラー(クーペ専用)もブラックで統一。足元には、5-オープンスポークのカーボンフラッシュアルミホイールと、ボディカラーにマッチさせたベロシティイエローのブレーキキャリパーが装着され、そのアグレッシブなスタイリングを一層引き締めている。
インテリアは、ジェットブラックを基調とした精悍な空間が広がる。スピーカーグリルやエアベントなどをブラックアウトする「ステルスインテリアトリムパッケージ」を日本初採用し、レーシーな雰囲気を演出。イエローのシートベルトが、エクステリアとの鮮やかな連携を主張する。
心臓部である6.2Lの「LT2」V8エンジンは、輝くスターリングシルバーの専用カバーを装着。特にコンバーチブルモデルでは、ルーフ開閉時にエンジンルームを覗けるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルが備わり、ミッドシップに鎮座するパワーユニットの存在感を視覚的にも楽しむことができる。
「シボレー コルベット YELLOW JACKET EDITION」は、クーペ2LTをベースにしたモデルが15台、コンバーチブル3LTをベースにしたモデルが15台、合計30台の日本限定販売となる。デリバリー開始は2025年6月下旬を予定している。
メーカー希望小売価格(税込)は、「クーペ2LT YELLOW JACKET EDITION」が1575万円、「コンバーチブル3LT YELLOW JACKET EDITION」が1945万円である。
コルベット史上初のミッドシップレイアウトと右ハンドル仕様で日本市場に投入され、高い評価を得ているC8コルベット。その圧倒的なパフォーマンスに、レースの血統を色濃く反映させた特別な一台は、オーナーに比類なき満足感をもたらすに違いない。
<シボレー コルベット YELLOW JACKET EDITION 車両概要>
販売台数: 計30台(クーペ2LT:15台、コンバーチブル3LT:15台)
発売日: 2025年6月14日
メーカー希望小売価格(税込):
クーペ 2LT ベース: 15,750,000円
コンバーチブル 3LT ベース: 19,450,000円
特別装備(共通):
エクステリアカラー:コンペティションイエロー ティントコート メタリック
ボディストライプ:カーボンフラッシュ/ミッドナイト シルバー
ステルスインテリアトリムパッケージ
シートベルト:イエロー
エンジンカバー:スターリングシルバー
ブレーキキャリパー:ベロシティ イエロー
5-オープンスポーク カーボンフラッシュ マシンドエッジアルミホイール
他多数
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