マクラーレン新型ハイパーカー「MCL-HY」発表!打倒フェラーリを掲げル マン復帰へ

マクラーレンが2027年のWEC(FIA世界耐久選手権)およびル マン24時間レース参戦に向けて、新型ハイパーカー「MCL-HY」を発表した。打倒フェラーリを掲げるこのレーシングカーは、軽量なカーボンファイバー製モノコックに700bhpのツインターボV6エンジンとハイブリッドシステムを搭載している。さらに、モータースポーツ愛好家の注目を集めているのが、ハイブリッド機構を排除し726bhpまで出力を高めた超軽量なカスタマー向けのサーキット専用モデルの存在だ。


マラネロ(フェラーリの本社所在地)で眠れない夜を過ごす原因になりそうな車が登場した。それは、とてつもなくパワフルで、とてつもなく軽量で、そしてとてつもなくオレンジ色なマクラーレン MCL-HYだ。2027年のWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するために作られたマシンである。

つまり、フェラーリに目にものを見せるために、ル マンと呼ばれる小さな町へ向かうということだ。そして、その旅にはたくさんの歴史が伴っている。マクラーレンが「印象的」だと考え、Top Gearが「焼け付くようだ」と分類するそのカラーリングは、ブルース マクラーレン(マクラーレンの創設者)がM6GTという形でフランスへ持ち込もうとしていたM6Aに敬意を表したものだ。

実際のところ、マクラーレンは1960年代から70年代にかけてのCan-Am(カナディアン アメリカン チャレンジカップ)から、1995年のル マン24時間レースで「F1 GTR」と呼ばれるマシンで優勝したことまで、スポーツカーにおける自社の歴史をアピールしている。これについては、おそらく調べておいた方がいいだろう。(※Top Gear流の皮肉。F1 GTRのル マン制覇はモータースポーツ界ではあまりにも有名な偉業である)

この車の心臓部には、「並外れたバランスを備えた」軽量なカーボンファイバー製モノコックシャシー(まあ、マクラーレンだからね)があり、そこには猛烈なツインターボV6エンジンとハイブリッドMGU(モーター発電ユニット)のセットアップが詰め込まれている。マクラーレンは、最低重量をわずか1,030kg、総出力を700頭の馬(710馬力)弱と発表している。この馬たちは、実に過酷な仕事を与えられているのだ。

チームは「MCL-HYは、圧倒的なパフォーマンスと耐久レースにおける効率のバランスを取るために開発された」と語っている。また、この車は、おそらく非常に裕福な選ばれし顧客グループが購入できるバージョンと並行して開発された。

なぜなら、フェラーリのゴージャスな499P モディフィカータ(ル マン優勝車のカスタマー向けサーキット専用モデル)と同様に、マクラーレン レーシングとマクラーレン オートモーティブの「初の」コラボレーションにより、MCL-HYのサーキット専用バージョンを提供するからだ。しかし、フェラーリ 499P モディフィカータとは異なり、マクラーレンのカスタマーバージョンはハイブリッドの複雑な機構を省き、重量を1トン未満に落とし、出力を726bhp(736馬力)まで引き上げている。まあ、大体それくらいだ。

「この決定により、クライアントはサーキットでの走行会でより純粋なドライビング体験を享受できる」とマクラーレンは述べている。当然ながら、これを買ってそのまま近所の店に買い物に行くわけにはいかない。主な理由は公道を走れないからだが、マクラーレンのWECプログラムへのアクセス、専用のトラックデー、コーチング、ピットクルー、エンジニアリングサポートなど、この車を中心に構築されたオーナーシッププログラム全体が存在するからでもある。

サポートといえば、レーシングカーであるMCL-HYは、来年(2027年)の戦いに参加できるよう、今年から開発を開始する。そして、単に赤い服を着た連中(フェラーリのこと)を打ち負かすこと以上に、大きな賭けがかかっている。

「マクラーレンがル マンの最高峰クラスへ復帰することは、モータースポーツの『トリプルクラウン(世界三大レース)』を再び獲得するための挑戦の始まりでもある」とマクラーレンは語り、「これにはモナコ グランプリ、インディアナポリス500(インディ500)、そしてル マン24時間レースでの勝利が含まれる」と続けた。

いよいよ勝負の始まりだ、と言っていいだろう。

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「でも未だに自前のF1エンジンは作れないんだよな」

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