朽ち果てたクラシックカーの驚くべきコレクションがオークションへ。RMサザビーズが今年後半、秘密のルディ クラインコレクションをオークションにかける。そのリストには、長い間失われたと思われていたワンオフのメルセデスも含まれている。
時折、この小さな自動車業界には、想像を絶する衝撃が走ることがある。なぜなら、RMサザビーズは2024年10月に、新しいセールを開催すると発表したからだ。名付けて「ジャンクヤード:ルディ クライン コレクション」
ルディ クラインをご存じない方のために簡単にご紹介しよう。彼はドイツからの移民で、1950年代後半に北米にやってきた。最初は肉屋を営んでいたが、1967年にロサンゼルスでスクラップヤードビジネスを立ち上げ、ポルシェ フォーリン オート(Porche (sic) Foreign Auto)として知られるようになった。彼はヨーロッパのクラシックカーを扱い、かなりのコレクションを集めていたようだが、車は有刺鉄線の向こうに保管され、その場所は一般に公開されることはなく、立ち入ることを許された人はごくわずかだった。
2001年にクラインが亡くなった後も、彼の2人の息子は詮索好きな部外者の立ち入りを許さなかった。しかし、ついにその扉が開かれることになったのである。
上の写真を見てほしい。RMサザビーズはこれを「世界最大の自動車秘蔵品」と表現し、その内容を「伝説的」「神話的」といった言葉で表現している。その中には、1935年のメルセデス ベンツ500K ‘カラチオラ’ スペシャル クーペも含まれている。これは、戦前の最も有名なメルセデス・ベンツの1台で、長い間失われたと思われていた車だ。
また、1955年のメルセデス・ベンツ 300SL ‘アロイ’ ガルウィングも含まれている。わずか29台しか製造されなかったこの1台は、もともとブラックのボディで納車され、伝説的なフェラーリのインポーター、ルイジ キネッティが所有していたと言われている。
また、現存する唯一のホルヒ 855(1939年型スペシャルロードスター)や、工場で製造された唯一のイソ グリフォ コンバーチブルもある。RMサザビーズはまだ全ロットを確認していないが、走行距離600マイル(966km)以下の1961年製ポルシェ356 B 1600 'ツイングリル' Roadster by d'Ieterenも展示されると聞いている。ポルシェも多数出品される予定だ。
完全な出品リストは9月に閲覧可能になるとのことなので、続報を待っていてほしいい。さっそく貯金を始める準備をしておこう。
よくある質問/Q&A
Q1. ルディ・クラインってどんな人?
A1. 1950年代後半にドイツから北米に移住し、精肉業から転身してスクラップ置き場を開業しました。ヨーロッパ製クラシックカーに情熱を注ぎ、誰も寄せ付けない秘密の場所で膨大なコレクションを築き上げました。
Q2. なんで今まで秘密だったの?
A2. クライン氏は生前、一切コレクションを公開しませんでした。彼の死後も息子たちがその意志を引き継ぎ、外部の侵入を許さなかったため、世界中の自動車愛好家にとって謎に包まれた存在となっていました。
Q3. どんな車が出品されるの?
A3. 「世界最大の自動車の秘宝」と称されるコレクションには、幻の名車として知られる1935年式 メルセデス・ベンツ 500K「カラツィオラ」スペシャルクーペや、わずか29台のみ製造された1955年式 メルセデス・ベンツ 300SL「アロイ」ガルウィングなど、歴史的価値が極めて高い車両が含まれています。
Q4. 他にはどんな車があるか知りたい!
A4. 現時点では全貌は明らかになっていませんが、他に類を見ないホルヒ 855(1939年式 スペシャルロードスター)や、幻のイソ・グリフォ・コンバーチブルなど、貴重な車両が多数出品される予定です。ポルシェやランボルギーニといった人気ブランドの車両も多数眠っているようです。
Q5. いつ、どこでオークションは開催されるの?
A5. 2024年10月に開催予定ですが、詳しい場所や時間についてはまだ発表されていません。詳細が分かり次第、改めてお知らせします。
Q6. コレクションの全貌はいつ分かる?
A6. 9月にオークションのカタログが公開され、全出品車両が明らかになる予定です。首を長くして待ちましょう!
Q7. 入札したいけど、いくら準備すれば?
A7. オークションに出品される車両は、どれも歴史的価値が非常に高く、希少性も極めて高いため、驚くような高値で取引される可能性があります。余裕を持って資金計画を立てておきましょう。
アストンマーティン ヴァラー/マクラーレン 750S vs フェラーリ 296 GTB/教習車はランボルギーニ レヴエルト/パガーニ ウトピア:トップギア・ジャパン 062
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=海外の反応=
「このオッサン、どんだけ車好きなんだよw 物の価値とか、人生は儚いとか、そんな説教垂れたい奴はよそでやれっての。
でも、よく見ると複雑な気持ちになるな。こんな風に車放置して、ただ持ってるだけって、乗るためですらないのか? それとも、手放すことができなくなっちゃった悲しい末路なのか…?
あと、このスクラップ置き場、ただの解体屋じゃないだろ。どう考えてもヤバい車が集まる、裏の顔がありそう。じゃないと、こんなコレクション、あり得なくね?」
「ミウラが何年も放置されてるってことは、あのグリーンのやつも初期型だろ? ポロストリコで鑑定も楽勝だな。誰か金持ちが3台まとめて買い占めて、2台は完璧にレストア、残りの1台はレストモッドとかしたら最高に楽しそう! 俺なら、ムルシエラゴの4WDシステムとロールケージ、リフトアップサス組み込んで、タイムアタックマシンに改造しちゃうね。2台も残すんなら、1台くらい好き勝手やらせてくれよ!」
↑「2台レストアしても、まだ部品が余るんじゃ?」
「エンジンとかホイールとか、どんだけ在庫してんだよ…」
「4枚目の写真に写ってるプルマンも見逃せないんだが…」
「よくもまぁ、こんな宝の山を20年以上も放置プレイできるな。365GTCならまだしも、ミウラが3台もだよ!?」
「これは世紀の大発見! もしこの中の車がレストアされたら、とんでもない値段になるぞ…」
「このルディって人、ひょっとしてブルネイ国王の隠し子とか? あり得ないコレクションに言葉を失うわ… こんな風に放置されてる名車を見るのは辛いな」
「ミウラァァァァァ…!!!!!!」