1,100馬力超のポルシェ タイカン ターボ GTがテスラのラップレコードを奪った

1,100馬力超のポルシェ タイカン ターボ GTがテスラのラップレコードを奪った。ポルシェ史上最速の加速が、モデル Sのベンチマークをバックヤードで破壊した。

ニュルブルクリンクを7分7秒台で疾走する不思議なウイングを持つ新型ポルシェ タイカンに名前がついた。新型タイカン ターボ GTだ。

基本的には、テスラ モデル S プラッドとルーシッド エア サファイアの安定した生活を脅かすものにすることを目的とした、ターボ Sの上のレンジトッパーだ。その全貌が明らかになり、恐ろしく速い。たとえあなたがプラッドに乗っていたとしても。

パワーは?1,108ps。加速は?0-100h加速2.3秒。ラップタイムは?ラグナセカ レースウェイを1分27秒8で駆け抜けた。これはこれまでの電動ラップレコード(モデル Sによる)を5秒上回るもの。これは、カリフォルニアの恐ろしいコースを周回するマクラーレン セナよりも0.5秒遅いタイムとなる。

トップギアは記録樹立の現場に立ち会い、公認のヤバいレーシングドライバー、ラース カーンがステアリングを握る中、胃が空っぽになるような同乗走行を体験した。

クルマそのものは、おそらくあなたが予想するよりも控えめなものだろう。見た目は…タイカンのようだ。フロントには新しいエアカーテン、鍛造ホイールと軽量化されたセラミックブレーキ、Bピラーには形ばかりのカーボンファイバーの板、後部には新しいダックテールスポイラーがある。視覚的には、カレラ GTの2倍のパワーを持つクルマを見ているという感覚はほとんど得られない。

ターボ GTの消化管に負担をかけるような速さを、もう少し力強くアピールしてほしいという方には、EVで初めてポルシェがヴァイザッハ パッケージを販売する。

このアップグレードでは、後部座席がカーボンファイバー製のバルクヘッドに置き換えられる。ダックテールを140kgのダウンフォースを発揮する固定ウイングに交換する。カーボンファイバーがふんだんに使用され、70kgの軽量化に成功している。

2,290kgと謳われるターボ GT ヴァイザッハは決して軽量なクルマではない。大半の顧客は後部座席を欲しがるだろうから、ポルシェはこのクルマがニッチなオプションになることを予想している。しかし、0-100km/h走行をさらにコンマ1秒短縮したいと考える人は、少なくとも少なからずいるはずだ。そして、ヴァイザッハ パッケージはそれを実現する。

ゼロから100km/hまで2ポイント2秒。あなたの胃袋が財布と同じくらい丈夫であることを祈る。

価格は英国で180,000ポンド(3,300万円)を超えそうだが、さほど影響はないだろう。ヴァイザッハ パッケージはカーボントリムを多用し、20万ポンド(3,700万円)で発売される最初のタイカンとなる。ポルシェは「限られた台数」しか製造しないと言っているが、これはおそらく未知のものであることを裏付けている。水に足を突っ込む。GT3 RSや911 S/Tのように、サーキット走行に特化したハードコアなEVを買うために、ポルシェファンは本当に行列を作るのだろうか?

トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059





=海外の反応=
「テスラとの対決。後部座席のない4ドアの電気サルーン。いいじゃないか」
↑「4ドアのICEサルーンに後部座席がないのは、いつまで続くかわからないことを考えれば、理にかなった展開だ」
「プレゼンで紹介されたポルシェビジョンプロのアプリが素敵だった😊」
↑「なぜ彼らはこういうことをやろうとするのか?ポルシェはすべての統計値を控えめにする。それで、試合当日にライバルを圧倒するんだ」
↑「あらゆる統計を控えめにすることは、あらゆる統計を乱暴に誇張するよりも良いことだ。テスラのニュルブルクリンクラップは高度に改造された車両で行われたことがすぐに判明し、彼らはヨーロッパで最初にヒットしたテスラを手に入れるやいなや、リングドライブのプロたちによってそれが明らかにされると、急いで「リング エディション」をリリースしなければならなかった。ラグナセカでも同じだ。

ポルシェがやや控えめな数字を提示するのは、実際の顧客が体験できるはずの実力を反映させたいからだ。レースアップされたクルマで、ファクトリーのテストドライバーを従えたプロのファクトリーチームが最高の日に達成できることではない」
「マスクの製品にBSが追加されるとは!」
「誰が考えたんだろうね。しかし、テスラだけではない。コルベット、SSC、ヘネシーなど。文化的なものだ」

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