ダブルF1ワールドチャンピオンのハイパーカー、オークションに登場
フェルナンド・アロンソが、フェラーリ・エンツォをオークションに出すと発表した。それがヴァルキリーのためのスペースを確保するためなのかどうかは、推測の域を出ないのだが…。
オークション会社のモナコ・カー・オークションによると、このロッソエンツォが来月売りに出された場合、500万ユーロ(7.5億円)をはるかに超える値がつくと予想されている。ダブルワールド・チャンピオンであるアロンソが、またもや良い動きを見せているのは明らかだ。
アロンソがこのクルマを所有していることに関する情報はほとんどないが、新車から4,800kmを走行し、フェラーリのクラッシケ部門が認定していることは分かっている。それ以外は、エンツォであること、つまり399台のうちの1台という超レアモデルであること、F1由来の6.0リッターV12が650bhpと658Nmという驚異的なパワーを発揮すること…くらいしかわかっていない。
風洞で鍛え上げられたボディ、クイックシフトのギアボックス、そしてモンスターブレーキに至るまで、エンツォのいたるところにF1の足跡が残っている。349km/hのフラットアウトを実現するのだ。
アロンソは、「このユニークな作品の新しいオーナーが、とても楽しんでくれることを願っています」と投稿した。アロンソは、このマシンを手渡しして、パーソナルドライビングレッスンをつけてくれるだろうか?
=海外の反応=
「シャシーナンバーとフェルナンドとの関係から、この車はガレージクイーンになる運命にある」
「マレーシアのビジネスマンが290万ドル(4億円)で買った誰かの最初のツイートのNFTを、彼がオークションに戻したとき(おそらく妻に買ったと告白した直後)、最高入札額は6kドル(85万円)だった、というようなものだ」
「399台のうちの1台、ってあるけど、少なくとも500台はあるとわかっているからこそ、中のプレートには「399台のうちの1台」と書かれているだけで、「399台のうちのどれか」ということはない」
↑「フェラーリ FXX エボリューション、ピニンファリーナによるフェラーリP4/5(ジェームズ・グリッケンハウスのために)、マセラティMC12とマセラティ・バードケージ75th…エンツォ以外にも、同じエンジンを搭載し、エンツォのシャーシとサスペンションをベースに作られた特別なスポーツカーがいくつかある」
↑「というか、ほとんどの購入者はすでに知っていて気にしてないので…」
↑「このクルマはF.アロンソの名前がファーストオーナーとして車検証に記載されているから、他のエンツォと比較して、オークションで500万ユーロ(7.5億円)以上する主な理由はこれだろう」