ブライアン・アダムスによる 2022 年版ピレリカレンダー「ON THE ROAD」が発表

1872 年に設立されたピレリは、1964 年以来、(ON THE ROAD を含めて)37 名のフォトグラファーが撮影した 48 作品のピレリカレンダーを発表している。このたび、コロナによる中断を経て、ブライアン・アダムスによる 2022 年版ピレリカレンダー「ON THE ROAD」を発表した。

LP レコードのスリップケースに収められているのはレコードではなく、2022 年版ピレリカレンダーだ。カレンダーの発表と同時に、ピレリ創立 150 周年を記念するロゴも発表された。ブライアン・アダムスは、ミュージシャンとして 20 年以上にわたり大いなる成功を収める一方で、写真家としても高い評価を得ています。「ON THE ROAD」では、ツアー中のアーティストの生活をテーマに撮影している。ブライアン・アダムスが、今回のカレンダーのために制作した同名の曲は、自身の次のアルバムに収録される。

カレンダーの撮影において、出演者であるミュージシャンたちは、開演前の緊張感、リハーサルが終わって開演を待つ間の休憩時間、都市を転々とするツアー生活、ホテルの部屋での孤独感など、ツアー生活における瞬間を再現している。これらはブライアン・アダムス自身がよく知る経験である。また、ピレリカレンダーの歴史上初めて、写真家が出演者の一員にもなっている。ブライアン・アダムスは、48 作目となる The Cal™に、年齢、音楽ジャンル、バックグラウンドの異なる 10 人の世界的なアーティストと共に参加。それらのアーティストは、シェール、グライムス、ジェニファー・ハドソン、ノーマニ、リタ・オラ、ボーハン・フェニックス、イギー・ポップ、スウィーティー、セイント・ヴィンセント、カリ・ウチス。写真は昨年の夏、ロサンゼルスのパレス・シアターとハリウッドのシャトー・マーモント・ホテルの 2 カ所と、カプリ島のホテル ラ スカリナテッラで、わずか 3 日間で撮影された。

ブライアン・アダムスは、アーティストたちの際立った特徴を捉えようとした。160 ページを超えるカレンダーには、70 枚を超えるポートレートや風景が収められている。カバーにも登場するセイント・ヴィンセントがホテルで目覚めた様子、プールサイドで休日を過ごすカリ・ウチス、チェックアウトするスウィーティー、バックステージでのシェール、さらには、サウンドチェック前のノーマニ、劇場に到着したジェニファー・ハドソン、バックカバーにも登場するイギー・ポップの開演前の様子、レコーディングスタジオでのグライムス、公演が終わりホテルに戻ったボーハン・フェニックス、ショー
を終えたリタ・オラなどが描かれている。

ブライアン・アダムスのコメント:
「数日間でツアー中の全てを収めることはとても難しかったので、いくつかの局面を捉えるようにしま
した。例えば、ミュージシャンたちはビルの正面を見ることはほとんど無く、裏口を見ることが多いこ
とや、ステージドア、バックステージ、ビルの地下、ステージドアから車のドア、ホテルのドア、列車
のドア、バスのドアなど、たくさんのドアを通ることなどです。つまりそれは、常に旅をしているとい
うことなのです」

ピレリ Executive Vice Chairman and CEO マルコ・トロンケッテイ・プロヴェーラのコメント:
「ブライアンとは長年の知り合いであり、音楽と旅を結びつけるという彼のアイデアは、パンデミックから徐々に日
常を取り戻しつつあるこの時に復活するピレリカレンダーにとって完璧だと思いました。今回の 2022 年版ピレリ
カレンダーは、我々にとって特に重要なものです。なぜなら、2022 年はピレリが創立 150 周年を記念する年だか
らです」

2022 年版ピレリカレンダーの撮影のバックステージ、撮影風景、発表会の様子、ストーリーや人物像などの特設サイト:
https://pirellicalendar.pirelli.com/en/home

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